ミッシェル
2005年 09月 04日
ドイツでいちばん人気のある外国人の児童文学作家(←わかりにくい言い方でごめん)はリンドグレーン。ドイツで見かけたリンドグレーン作のこの本、何だと思います?
Michelという名前が目立ちますが、ミッシェルって誰?
これはなんと、「いたずらっ子エーミル」なのです。
なぜ「Emil」じゃダメなのか・・・?
それは、きっと、ドイツにはエミール・ティッシュバインくんがいるからなのでしょう。
そんな子知らないって?
ケストナーの「エミールと探偵たち」のエミールです。
それにしても、なぜ「Michael ミヒャエル」というドイツ名じゃなくて、フランス名のミッシェルなんでしょうね?
ちなみに、フランス語版の「エーミル」も「Emil」ではありません。
なんと、「Zozo」・・・ゾゾ。
なぜフランスでも「Emil」がダメなのか?
たぶん、かの思想家ジャン・ジャック・ルソーの著作「エミール Emile」のせいなんじゃないかと。
でも、よりによって、なんでゾゾ?
*お知らせ*
メインサイトに「ケストナー聖地巡礼記(1)」をアップしました。
by foggykaoru | 2005-09-04 08:30 | 児童書関連 | Trackback | Comments(8)
いいな~なんて思っていたところです。
★お野菜、そうブルガリアも美味しいでしょうね。
ホント なくなってしまったら残念です。
マラムレシュの件、実は色々あって結局知人のクルマで行って
しまいました。ブカレストの代理店に個人というよりこれまた
誰かを通して通すと比較的安く(相場は 1日30ドルだったか、、+ガソリン代は払う)できるのですが、決まるのが遅くて知人と一緒に
行ってしまったんです。国際免許を持ってご自分で運転されるというのは
・・地理が難しいか、、、でも経済的にはそれが一番、ドライバーが一緒の場合、英語ができる人だと高くなりますし、あとドライバーはどこに泊まるのだろう??色々出費が出てくると思います。
比べてずっとかわいくて充実しているって言ってたのを思い出しました。
それにしてもエミールがゾゾに変わったのは笑えますね。フランスって日本のマンガの登場人物とかも平気で洋名に変えちゃうけど、こういうのって
著作権上、問題はないのでしょうか?
「マジンガーZ」はフランス語では「ゴルドラック」でしたっけ。
「めぞん一刻」の音無響子さんも、全然違う名前でしたよね。。。
リンドグレーンの作品に関して、ゾゾのついでにもう1つ思い出したので、早速今日アップしました。
ご存知だったかしら。
でも、Chez NONOさんには簡単におわかりになるはず♪
お父さんは、エミール・ケストナー。
ケストナー作品の中でも特に自己投影の度合いが強いのでしょう。
「グスタフ」という叔父さんもいたようです。
なんでミヒャエルでなくミシェルなのかは不明。
『ふたりのロッテ』のルイーゼとロッテ(娘たちの名前)は、母親ルイーゼロッテを分けた名前。
ケストナーの奥さんもルイーゼロッテ。
ただし、ケストナーには長年の恋人がいて、だいぶ晩年に子供も生まれた。(奥さんルイーゼロッテとの間には子供はいなかった)
...というようなことを知ってから『ふたりのロッテ』を読むと、あの両親が離婚していて、お父さんには親しい女性(イレーネ・ゲルラハという名前が強烈な印象)もいた、という設定が、ちょっと深く感じられます。
聖地巡礼記を書くにあたって、「わたしが小さかったころ」を読んだのですが、「をを、パパがエミールだったんだ!」と思いました。
ケストナーってちゃんと結婚できたんですねえ。
奥さんがルイーゼロッテで愛人がイレーネ・・・
いいんでしょうかねそんなに名前使っちゃって。
そういうことに頓着しない、、、というか、思いをこめて名前を使ってしまうというのは、ちょっと問題かもね。
ねえ。...って、「ちゃんと」結婚できてたかはわからないけれど。
>奥さんがルイーゼロッテで愛人がイレーネ・・・
>いいんでしょうかねそんなに名前使っちゃって。
あっ、ケストナーの恋人の名前は「フリーデル・ジーベルト」です。グレタ・ガルボ型のほっそり美女。「イレーネ・ゲルラハ」という名は、本の中だけです。ルイーゼロッテさんも美人。ケストナーもハンサムですね。
今、何の本も手元にないのに、なんでこんなにケストナーの人生が頭に入ってるのか? ランサムよりよほど詳しい。 なぜか入ってしまう。
ケストナーの評伝はドイツ人によるのも最近出ていますが(確か子供むけ)、私が以前読んで印象が強かったのは、高橋健二の著書『ケストナーの生涯―ドレースデンの抵抗作家』(駸々堂しんしんどう)です。その後、福武文庫でも出直したようです。

