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チャーリーとチョコレート工場

原作はロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」。
題名だけは昔から知っていたけれど、読んだのは去年です。
そこそこ楽しめたけれど、期待が大きすぎたせいなのか、私が年をとりすぎてしまっていたせいなのか、とにかく、大好きというほどではなかったな。ダールの他の作品を読もうという気にはならなかったし。
でも、ほどなく映画化の話を聞き、主演がジョニー・デップということで、公開前からずっと楽しみにしていました。

最初のタイトルからして、とっても良いセンス。とか言いつつ、どんなタイトルだったのか、すっかり忘れてしまってるんですが(苦笑)
とにかく、「さすがティム・バートン、掴みはOK」と思ったことを記憶しています。
あと、製作陣に「Dahl」という名前が見えました。ファーストネームは読めなかったんですが、ダールの身内なのでしょうか? それともご本人? ご本人はご存命なのかな?

チャーリーを演じた子役は「ネバーランド」でジョニデと共演した子。可愛いです。
原作のイメージよりも可愛いかもしれないけれど、映画というのはそういうものでしょう。フロド役をイライジャがやったのに比べれば、はるかに原作に近いです。

原作のナンセンスさが、チャーリーの家のセットにもすでに現れていますが、この映画が爆走し始めるのは、やはり工場の門に入ってから。キッチュなアートの世界がたまりません。

すでに予告編で観ていたから、ジョニデ@ワンカの飛びっぷりは想定内でした。が、ウンパ・ルンパにはのけぞりました。素晴らしいキャスティングです。あの俳優はどういう人なんでしょう? それとリスの演技。特に「とんとん」と叩くところは最高!!

ワンカの前半生を描いたことによって、ナンセンス度が低下したかな。でも、私としては、リーさまに再会することができたので嬉しかったです。

ここ数日間、仕事で張りつめていた神経をほぐすには、最適の映画でした。
脳みそをリセットする必要性を感じている方、なーんにも考えないでこの映画を観ることをお薦めします。

ところで、他の映画のパロディー場面、いくつあるんでしょうか? 私には2つしかわからなかったんですけど。

by foggykaoru | 2005-09-26 20:15 | 児童書関連 | Trackback(2) | Comments(10)

Tracked from たにぐちまさひろWEBLOG at 2005-09-26 20:15
タイトル : チャーリーとチョコレート工場
チャーリーは、両親と両祖父母と一緒に貧しい暮らしの中でも幸せいっぱいに暮らしている。チャーリーの暮らす町には世界一のチョコレート“ウォンカ”の工場がある。ある日、チョコレート工場に5人の子供とその保護者が招待されることになり、チャーリーもその一人に当たったため、・・・・。 人生を変えた映画作品は?と問われれば、間違いなく“シザーハンズ”と“バットマンリターンズ”の2作を答えるであろう自分としては、ティム・バートン監督の作品を見逃せるはずもなく、ましてやこの“チャーリーとチョコレート工場”のように...... more
Tracked from りびいの森~ぼくを探しに~ at 2005-10-30 18:42
タイトル : 映画『チャーリーとチョコレート工場』を見に行ってきました
原作者ロアルド・ダールは風刺の利いた物語の名手ですよね~。ちょっと毒があって、他にはない魅力があります。 ↓の画像はパンフレットの表紙です。 1964年に出版された原作『チョコレート工場の秘密』も結構好きだし、1971年製作ジーン・ワイルダー主演の『夢のチョコレート工場』もビデオで見たことがあります。原作や前作とはまた違った味付けで、今回の映画化、これはこれで面白かったです。 『チャーリートチョコレート工場』公式サイト感想はこちら↓ 前作の映画化から34年経っているので、非現実的な...... more
Commented by mee-sayur at 2005-09-27 14:50
この映画、こどもが見ても楽しいですか?
たいちと一度映画に行ってみたいと思っている私です。
Commented by elfarran_in at 2005-09-27 15:33
わ~かおるさん♪ねっねっ!面白いですよね~?!
原作は、貸し出しカードに毎月私の名前が・・・・と言う
位に借りてました♪児童文庫で(笑)
確かにオトナの目で見れば、ワンカさんの半生は
必要ないし、騙された事(企業スパイ)に関して
Gじいさんにとった態度は、子供映画として
いただけません。が!ウンパ・ルンパ!!
想像と全然違うキャラクターでこんなにウケたのは
初めてかも~!!(笑)このセンスにウケない
原作至上主義な方には、誠にお気の毒。
今度お会いする時は、掛け声は「アホイ」で
手はウンパ・ルンパ式でご挨拶させて頂きます。
Commented by foggykaoru at 2005-09-27 21:26
みーままさん。
子どもも大丈夫だと思います。
大人だけが楽しめるところと、子どもだから十二分に楽しめるところと、大人も子どもも楽しめるところ、それぞれがあると思うから。
Commented by foggykaoru at 2005-09-27 21:28
Elfarranさんアホイ!
私、原作のウンパ・ルンパ、全然覚えていないんですよ。
あーゆーのが出てきたという記憶もないけれど。
確かにあれを楽しめない人はお気の毒です。
Commented by crann at 2005-09-27 23:34
ウンパルンパ、すごかったですよね!
リスはあのおじょーちゃんじゃなくても、欲しい!と思ってしまいました。

りーさまの歯医者さん・・・似合いすぎて、怖かったです(苦笑)
「フロスをしていないな」と呟いて、毎晩フロスしてますです。
Commented by mog at 2005-09-28 12:48 x
☆J.Dがでると言うので原作読んだのですが“む、むむ”でした、でも映画見て“やっほぉ~♪”。そして原作再読、面白いもんですね~、あーら不思議すらすら読み進めてしまいました。たしかに、ワンカ氏の私生活部分は不必要でしたが父の存在は嬉しかった...リー様の歯医者、私が患者なら“いかないょお~”と泣いた事でしょう、まさに子供にとっても歯医者のイメージ、今は変ったのかもしれませんけれど。やっぱりJ.D、やっぱりティム・バートン、期待裏切らず、でした。
Commented by foggykaoru at 2005-09-28 20:44
leirani@crannさん。
考えてみたら、あのおじょーちゃん、1匹しか欲しがらなかったわけで、、、、そんなにワガママじゃないじゃん!(爆)
フロスは大事ですね。私もリーさまのお言葉を胸に、フロスしてます(笑)
Commented by foggykaoru at 2005-09-28 20:46
mogさん。
あっ、やっぱり「むむむ」でしたか? で、映画見てから読み直すと面白いんですか? それじゃまた読んでみようっと。

リーさまがちっちゃい子に「ちょっと我慢してね~」とかやってる姿、似合わないですねーーー!
Commented by t2mina at 2005-10-18 20:47
こんばんわ。今ごろ自分の記事がとらばされていることに気付いた私です。ありがとうございます。
右手になにやら、指輪、児童文学、ランサム、、、、等の反応してしまう文字たちが、、、。ゆっくり巡回させてくださいね!^^
Commented by foggykaoru at 2005-10-18 21:03
t2minaさん。
えっ、えっ? ほんとだ、トラバしてる。。。
どうしちゃったんでしょう。私、覚えがないんですけれど。
>指輪、児童文学、ランサム、、、、等の反応してしまう文字たちが、、、。
反応なさるんですかっ!? 嬉しいですっ!!
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