藤本ひとみ著「コキュ伯爵夫人の艶事」(新潮文庫)
2005年 10月 14日
なにしろ題名がこれですから、内容も推して知るべし。4つの短編が収録されているのですが、そのうち3つはおフランスの貴族の閨房のお話。エロいです。でも、歴史的な背景もきちんとふまえて書いてあるから、なかなかどうして、あなどれません。
ちなみに、フランス語にcocuという単語がありますが、これは「妻を寝取られた夫」のこと。これの語源になったのがコキュ伯爵。
「ダンフェール夫人の断頭台」という話には、ロマン夫人という人が出てきます。
この人、たぶん以前にフランス革命関係の本で読んで知っている人のような気がします。気がするだけで、それ以上の記憶はよみがえりません(涙)
この話にはサン・ジュストも出てきます。先日「紅はこべ」を読んで以来、この名前が気になってしょうがなかったのですが、ようやくどういう人なのか、はっきりイメージがつかめました。
藤本ひとみの他の作品も読んでみたくなりました。
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by foggykaoru | 2005-10-14 21:45 | 西洋史関連 | Trackback | Comments(4)
でしょう・・・・・。鑑定医シャルルあたりから後、方向性がガラりと
ちがって(当たり前か苦笑)読んでないんですよね・・・・そうですか
エロくて面白いんですね?!(笑)
「ひとみ」という名前からくるイメージが私としては「ちょっと・・・」という感じで今まで敬遠していたんです。
あっ、ひとみという名前が嫌いなわけではありませんよ。
女性の名前としては好きです。
でも、作家の名前としては可愛すぎる。。。
でも、歴史小説としてかなりのレベルだなあと感心したわけで。
>エロくて面白いんですね?!(笑)
なにしろコキュで、艶事ですからね!(爆)

