羆撃ち

表題は「くまうち」と読みます。
最近、猟師ものを読んできたが、これが集大成?になるのかも。
久保俊治というハンターの自伝。

北海道に生まれ育ち、日曜ハンターの父親に猟の手ほどきを受け、プロのハンターになる。
若いときは本当に猟1本で食べていた。
そういう人だから、極限に近いような経験も多々しているんだけれど、普通、そういう人が自分の体験を人に読ませるだけの文章で書けるかどうかというと、たいていは書けない。
この人は貴重な例外。読ませます。
読んでいて息がつまるような瞬間もたくさん。

自分の理想となる猟犬も育て、一緒に猟にでかける時期もあったが、やがて別れがくる。

読んだあと、検索してみたら、この作者はハンター界のレジェンドみたいな人で「情熱大陸」や「プロフェッショナル 仕事の流儀」などに出演したことがあるのだそうだ。
観たかったなあ。

繰り返しになるけれど、息がつまるような現実はちょっとキツイです。
で、「猟師の肉は腐らない」を再読して、息を抜いた私でありました。


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by foggykaoru | 2018-05-20 19:55 | 伝記・評伝 | Trackback | Comments(2)

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Commented by ラッコ庵 at 2018-07-06 19:14 x
好みがわかれるところでしょうが、よかったら今年の手塚賞受賞作「ゴールデンカムイ」を読んでみてください。明治末の北海道を舞台に、日露戦争の帰還兵、網走監獄の脱獄囚、新選組の生き残り、マタギがアイヌの黄金を巡って大乱闘する自称「和風闇鍋ウエスタン」。主人公杉本と行動を共にするアイヌの少女アシリパが見せる、厳しい大自然と対峙してきたアイヌの知恵の数々。今アイヌにルーツを持つ人で読んでいない人はいない、と言われるマンガです。
Commented by foggykaoru at 2018-08-15 22:56
ラッコ庵さん。
すっかり放置してしまってごめんなさい。
マンガはあんまり読む習慣がないもんで、買う習慣もないのですが、機会があったら読んでみますね。
(貸してくださればなんだって読むんですけど(苦笑))

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