平成大家族

中島京子作。
静かな老後を送っていく予定だった老夫婦(+ヒッキーの長男)
結婚した娘たちが出戻ったりして、あれよあれよという間に大家族になってしまうお話。
章ごとに違う視点で描かれているのが面白い。
ヒッキーを始め、現代の日本の家族にありがちな問題がたくさん盛り込まれていて、決してそんなに甘い話ではないんだけれど、なんともユーモラスな語り口で、うなりました。

中島京子の小説はたぶん三作目だけど、これがいちばん好きかも。

[PR]

by foggykaoru | 2018-11-04 20:54 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

トラックバックURL : https://foggykaoru.exblog.jp/tb/29832130
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ラッコ庵 at 2018-11-05 12:19 x
他人事とは思えないわ~。中島京子おもしろいですよね。絶対読みます。
Commented by foggykaoru at 2018-11-10 21:13
ラッコ庵さん。
小川洋子とか川上弘美はちょっと渋すぎ。
だからって柚木麻子とかはちょっと年代的に違うんだわという感じ。
恩田陸はちょっとえぐい。
原田マハは軽いのは軽すぎで、リキの入った美術ものは悪くはないんだけど、評伝を読んでいるような気分にもなったりして。
今、ノっている女性の作家の中では中島京子が私には一番合うのかもと思い始めているところです。

<< 声 さようなら、オレンジ >>