著者の架神恭介という人はフリーライターなのだそうだ。
キリスト教の歴史をヤクザの抗争史にみたてたお話。
ボーンクリスチャンではあるけれどネタ話が大好きな友人が貸してくれた。
とってもわかりやすくて面白い。
大納得です。
イエスが病人を治した話とか、魚をたくさん出してみせた話とか、なーるほど実際はこんな感じだったんだろうな。
ネタバレしたくないので、詳しいことは避けますが、
パウロってのも、なーるほど、そういう奴、いそうだよね。
ルターも似たタイプなんだって。
ふーん。名を成す人って、えてしてそういう奴なのかもしれない。
(以上、独り言です。意味不明でごめん。)
世界史で「ニケーアの宗教会議で、三位一体を唱えるアタナシウス派が主流になって、アリウス派が異端ということになった」ということを「意味わかんないし、んなことどーだっていいんだけど」と思いつつ、入試に出るかもしれないからと、せっせと覚えたのははるか昔。
ほんとに「どーでもいいようなこと」だった、と書かれていて、今にしてなんとなく嬉しく思いました(笑)
カノッサの屈辱。懐かしい。
十字軍の蛮行は、おなじみでした。
最後に旧訳の内容にも触れているけれど、、、
ユダヤ教ってのは・・・絶句。
気候の厳しい砂漠の民の宗教だから、生っちょろい神じゃないんだ、ということを、どこかで読んだか聞いたことがあるけれど、それにしても激しいです。
湿潤な日本とは違う。違いすぎる。
生っちょろいほうが楽でいいよ。