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「お薦め本」カテゴリー開設について

このブログは私自身の備忘録。
でも、一般公開しているからには当然、他の人に読まれることを意識して書いています。本を紹介することが主目的ではないけれど、結果的に紹介することになるわけです。
「紹介するほうに意識がいきすぎると、自分にとって一番大切なことを書けなくなるかもしれない」---そういう危惧を抱きながらも、あえて一般公開の道を選びました。人に読まれるほうが気合いを入れて書くし、その結果、忘れにくくなるのではないかと期待してのことです。
幸いなことに、今のところ(とは言っても、たった3冊だけですが)、自分にとっての重要ポイントははずさずに書けていると、満足しています。

「お薦め本を紹介してほしい」という要望をいただいて、ちょっと考えてみました。

このブログに紹介する本は、私が読んでみて、「忘れたくない」と思ったことが1つでもあった本。
つまり、私にとって、心の宝になるような文章があったり、現実的に役に立つと思ったり、教養として(またはネタ(笑)として)覚えておきたいと思ったことが書いてある本なのです。(まだ3冊しか紹介していないけれど、そういうことになる予定です。)
ということは、程度の差こそあれ、すべてお薦め本なのです。
でも、「どなたにもお薦め」ということではありません。
人の好みとか知識は千差万別なのですから。
たとえば「騎士と妖精」などは、もともとアーサー王とかケルトに興味を持っている方や、フランスの歴史や文化を趣味的に勉強している方にとっては、とても面白い本だと思います。でも、それ以外の方にとってはちんぷんかんぷんかも。(逆に、その時代の歴史を専門的に勉強している方には、すでに知っていることばかりで退屈かもしれません。)

ぐだぐだと書き連ねましたが、要するに、「『お薦め本』というカテゴリーを作りました」と言いたいだけのことで。お時間を取らせてごめんなさい。
このカテゴリーでは、今までに読んだ本の中で、思いついたものをランダムにご紹介していきます。
そして、どういう人にお薦めなのかを明記します。
たとえば、「○○に旅行する予定なのだけれど、そこの歴史をまったく知らないから、行く前に読みやすい歴史本を1冊は読んでおきたいという人にお薦め」とか。

by foggykaoru | 2005-01-14 21:08 | 過去に読んだお薦め本 | Trackback

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