風邪やインフルが流行ればマスクをする人が増えるのが日本のならわし。
さらにここ数十年、花粉症が増え、マスクはますます一般的になった。
「マスクではウィルスが通ってしまうから、風邪やインフルの予防はできない」と、たびたび言われてきました。
「感染者が周囲にウィルスをふりまかないためには役立つ。予防には役立たない」と。
慢性上咽頭炎の私には冬の間マスクは手放せません。
後鼻漏によって傷んだ喉の粘膜が、冬の乾いた冷たい空気に耐えられないから。
私の喉は湿度センサーなのです。
11月ころから、部屋の湿度が下がってくる。
するとてきめん、空咳が出始める。
で、慌てて加湿器を出し、でかけるときにはマスクをかけ始める。
4月ごろまでずっとマスクです。
そして感じたのです。
どうやらマスクをすると風邪を引きにくいと。
マスクをかけることによって、自分の呼気で湿り気を与えられ、温められた空気を吸うことが、喉を保護しているのだと、実感したのです。
だから私は声を大にして言いたい。
ウィルスを通すけれど、マスクはウィルス感染症防止に、ある程度は絶対に役に立つと。
ということを、最近、メディアに露出しているお医者さんたちも、たまに言うようになったなあと思っていた矢先、
この新型コロナです。
WHOはマスクは意味無しと言う。
ウィルスを通すから。
でもねえ。
最近友人たちとこんな会話をしました。
「この新型コロナは、めちゃくちゃ感染力が強いから、知らない間に感染してしまっている可能性が高い。だから、誰もが『自分は感染してるかも』と思って、誰もがマスクをするのは正しいのよね」
と、2人して納得していたら・・・
あらあら、同じことをようやくメディアが言い始めました。
海外(アメリカだったかな?)のメディアもね。
気が付くのが遅いのよ。
だから、たとえ目の粗い布製であっても、マスクは無いよりましなのです。
でも、一国の首相が「マスク配ります。どうです、僕すごいでしょ」って胸を張って言うほどのことではない。
第一、飛沫を飛ばすことを防ぐためのマスクなら、自分で作れます。
常備してあったマスクがいよいよ残り少なくなってきたので、今日、散歩に行くとき、ハンカチマスクを作って装着してみました。
どっかのブログに「耳のゴムは使用済みのパンストがいい」と書いてあったので、いつ捨ててもいいと思っていたパンストの、足首のところを1センチ弱くらいの幅で切って。
ハンカチはせっかくだから柄を楽しもうと思ったんですが、顔に大きな柄がくると変な感じ。
いただきもので、一度も使っていなかった小花模様のハンカチを選びました。
(あら、これローラ・アシュレーだわ。合掌)
二回畳んで横長にして、左右を顔の幅くらいに折り返す。
そこにパンストを切ったわっかを通す。
耳のかけ心地は最高です。
伸縮性があり、絶対に痛くならない。
ハンカチの生地が薄めだったので、ちょっとすうすうしましたが、折りたたんだところにティッシュを挟むとか、いくらでも調節できます。
ただ、ハンカチマスクで電車に乗る勇気はまだ出ないかな。
もうちょっと一般的になって悪目立ちしなくなればいいんだけど。(←人目を気にする日本人な私(自爆))
だーかーらー
わざわざ何百億円もかけて、布製マスクを郵送してくれなくていいんだってば。
一人暮らしの私のところにも2枚送られてくるらしい。
まあ、送られてきたら1枚は使いましょう。
余った分は3人家族の弟にあげましょう。