ダブル「もう知り合った」
2005年 11月 27日
日本丸の総帆展帆にボランティアとして参加しているランサマイトの晴れ姿を見るために。

お互いに「こういうときのために、赤い毛糸の帽子を用意しておけばよかった」と言いつつ、それぞれ「濃いピンクの帽子」と「赤いマフラー」を目印に待ち合わせ。
まずはお昼。
みなとみらいに隣接したきれいなビルの1階に、オシャレなカフェを見つけました。「ボージョレ・ヌーボー・ランチ」なんぞをやってました。ボージョレはいいんだけど、お値段がちと高い。
というわけで、結局、そのビルの3階にある「Seamanなんたら」というレストランに行きました。こちらはおすすめランチ850円と、とってもリーズナブル。
名前がいい上に、インテリアもどことなく船をイメージしていて、なかなかグー。しかも、こんなに天気のいい日曜日なのに、がら空きです。横浜で船関係のイベントをするなら、お昼はここでキマリ。

どこが違うって、そりゃ大きさもあるけれど、デザインが素晴らしい。
ほとんどすべてがまるで船の甲板のような木造で、それがなんとも言えないアートな曲線を描いている。周りの海を眺めながら、そこを上ったり下りたりするのがとても楽しいのです。甲板の下には国際船ターミナルがあって、そこに北光丸という帆船の模型が展示してありました。

着いたのは2時半。総帆展帆状態の勇姿をデジカメで撮ると、すぐに畳帆が始まりました。
ボランティアとして参加している彼女はどこ? 何十人もいるクルーはみんな同じ服装をしているし、第一、顔もまだ知らない。わかるはずがありません。
とりあえず、持ってきた「長い冬休み」を右手でかざします。これが手旗信号で「D」を表すことは、ランサム愛読者共通の知識。でも、すぐに手がしびれてきました。なにしろ重いんで(苦笑)
無事、畳帆を終わり、登げん礼(←漢字がわかりません)と帽子をふって挨拶する儀式が済むと、クルーたちの動きがばらばらになりました。
再び「長い冬休み」を頭上にかざしていると、1人の女性が甲板から手を振るのが見えました。それが彼女でした。
11月最後の日曜日は私にとって素晴らしい1日でした。
by foggykaoru | 2005-11-27 20:49 | ほんとうの生活 | Trackback | Comments(10)

素敵な日曜日だったようですね。ちょっと感動的。
お書きのように、ネットから始まってたくさんの人にお会いになっているなかでも、喜びが大きかったのだろうなーというのが、読んでてわかります。
私がかおるさんに会ったときのことも思い出しました。

船乗り的ですねぇ~
さて、スカラブ号の夏休みもかなり面白かったです。
いよいよシロクマ・・・でも、読み終わるのがもったいなくて
なんとなくグズグズ・・・(笑)開けたり閉じたりでまだ17P目。
今や食料戸棚には、ペミカンは常備品な日々です(爆)
考えてみれば、ネット上で知り合ったランサマイトと「もう知り合った」したのは、ケルンさんが初めてだったかも♪
>ランサムな出会い
考えてみれば、こういう出会い方ができるのは、ランサムの作品がリアリズムだからなのかも。
ファンタジーだと、なかなかこうはいきません。下手に趣向を凝らすと、すぐにコスプレみたいな世界に突入してしまうから(笑)
そこまで進んだんだったら、絶対に最後まで読んでくださいね!
読了の暁には「全人類ランサマイト化計画」にアップするつもりで、てぐすねひいて待ってるんですから(爆)

先日はありがとうございました♪
つくづく、手旗信号をマスターしておけばよかったと思います。
北光丸の写真、いいですね。あんな暗いところでよくきれいに撮れてますね。
大桟橋はよく自転車で行って、ただデッキの上をぶらぶら歩いてました。足元も風も気持いいし、ただそこにいるだけでいい、お気に入りの場所のひとつです。
もうひとつお気に入りの場所は本牧埠頭。大桟橋はちょっと囲まれてしまっている感じがしますが、本牧埠頭からはより広い海が見えます。
以前行ったとき、ちょうど小さな白いヨットが入港してきました。「あれは何処から来たんだろう」とか思いながらぼーっとながめてました。
携帯で送った後のメール、後で読み返して気がつきました。
私、ポートとスターボードを逆に書いてますね(^^;)舷(げん)という字が携帯で変換できなかったので右舷、左舷を書き換えた時に間違えたようです(恥)。
「登舷礼」もこの字を使います。
>Elfarranさん
ペミカンが常備品、さすがです(^^)。私も読んでる間は牛乳とりんご、ビスケットで食事をしたりしたもんです。

北光丸の写真がうまくとれたのに、肝心の日本丸の写真がどれもこれもピンボケで。。。
大桟橋も、携帯のデジカメでは、あの美しい曲線を撮りきれなくて、全部ボツでした(^^;;
右舷と左舷。そうですよね、おかしいなと思ったんですよ。
登舷礼も帽子ふりもメールに書いてあったことと逆だったから。。。
でもまあ、ちゃんと「もう知り合った」できたんだから、結果オーライといたしましょう♪
あのとき、確か、ヨットのブローチを着けていらっしゃいませんでしたか?
あれ見て、「うわーオタク!」と思ったものです(爆)
そして今、ラッコ庵さんに、それと同じことをやった私です(苦笑)
でも、スウェーデン語版のリンドグレーンには負けます。。。

ヨットとはヨットでも、、ちゃんと鬼号と言ってくださいね~!
おかげさまで、あのときの経験が、ここまでリンドグレーンに再度はまってしまったすべてのはじまりでした。
いや、だから、チェコ語のランサムのほうがレアですってば(笑)
Sw語のリンドグレーンは英語版ランサムや独語版ケストナーと同じなんだから大したことはないんです。今や独語のリンドグレーンもなぜか持っていますが。
>ちゃんと鬼号と言ってくださいね~!
またまた~、そんなオタクみたいなこと言っちゃって(爆)
それにしても、スウェーデン語のリンドグレーンを買ったのは、再度はまる前だったんですね。。。
私がチェコ語のランサムを買ったのは、再度はまった後ですから。
それに、初めての人にいきなり見せて引かせる危険は冒しません(爆・爆・爆)