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世界最悪の鉄道旅行

副題は「ユーラシア大陸横断2万キロ」
著者は下川裕治。
2011年に刊行された本の文庫版。
当時とは相当事情が変わっているだろうと、著者自身がまえがきで述べている。

これも半年くらい前に読んだきりなので、ほとんど覚えていない(汗)
巻頭の地図や目次を確認したところ、サハリンからロシアにわたって、最後はポルトガルのカスカイス。ユーラシア大陸の西のはし。

さらに最初の章だけ読み返してみたら、
サハリンからわたって最初に乗ったのが、シベリア鉄道よりさらに北を走るバイカル・アムール鉄道。
シベリア鉄道の旅をしたときに、ちらりとその車両を見たこともあり、この路線にはちょっとそそられています。でもろくな町も名所もないんですよね、その路線。そんな列車にわざわざ乗りに行ったら、「乗りテツ女」になっちゃうよね。

そもそも下川さんの旅というのは「企画」
だから、一気に旅した記録じゃなくて、たとえばA地点からB地点まで行ったら、一度帰国して、次にはB地点から先に向かう、という繰り返し。
だからどうしてもちょっと気がそがれるんですよね。

でも旅好きには興味深い本です。と思う。ほとんど覚えてないけど。

そして、
下川さん、いつもお疲れ様です。
どうぞご自愛ください。




なんか
いつになったら海外旅行ができるのか、皆目見当もつかない日々の中、せめて国内を旅したいなとしみじみ思います。
で、Youtubeの「スーツ鉄道/旅行」とか、BSの「妄想トレイン」「のみ鉄」観たりして。
「タモリ電車倶楽部」もお気に入りのコンテンツ。

私、微妙にテツ界に近づきつつあるのかしらん。
でも、普段乗ってる電車の出発するときの音やブレーキかける音に耳を澄ましてみても、車両番号とか確認してみても、心が躍るということは全くありません(爆)
ただ、「妄想トレイン」や「タモリ電車倶楽部」で、鉄オタたちが実に幸せそうに話をしているのを目にすると、なんというかね、こっちも嬉しくなっちゃうのです。









by foggykaoru | 2021-01-29 22:14 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

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