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ベルリンは晴れているか

深緑野分の長編小説。傑作「戦場のコックたち」を書いた人。

舞台は第二次大戦直後のベルリン。
米英仏ソの4か国によって分割占領されている時代。ボロボロで混乱の極致。
反ナチスだった両親を失って一人で生きている少女が、なぜかソ連に目をつけられ、ひたすら追われる。
いったい誰が敵なのか味方なのか。

最後にはすべての謎が明かされるのだから、一応推理小説?
でも読んでいる気分はあまり推理っぽくはない。
なにしろあまりにも混沌としているので、謎を謎とも感じなくなってしまう。

スリリングでよみごたえのある小説です。
私の好みかと言うと、それほどでもないのです。
でもこんな作品を書ける作家は尊敬するっきゃない。






by foggykaoru | 2022-07-23 07:12 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

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