ジョン・ハウ原画展に行って
2006年 03月 06日
カナダ大使館でやっている「ジョン・ハウ原画展」に行ってきました。看板に「指輪物語」の原題をもじって「Lord of the brush」「Le seigneur des pinceaux」と並んでいるのを見て、はたと思い出しました。
そういえば、カナダの公用語は英語とフランス語だったんだわ!と。
いかんです、フランス語とつきあってウン十年の人間がそういうことでは。
で、おもしろいなと思ったのが、英語の「brush」が単数形なのに、フランス語の「pinceaux」が複数形であること。
あとで辞書を引いてみたら、英語の「the brush」は、集合的に「画家」という意味があるんですね。「画法」という意味も。単数形にtheが付くのがポイントらしい。
一方、フランス語の「pinceau」は「筆、ブラシ」の意味。それ以外に「画風、(集合的に)絵画」という意味もあるけれど、その場合は不可算名詞なのだから、単数形のまま。
そしてフランス語の場合、名詞には定冠詞がめったやたらに付く。むしろ冠詞が付かないときのほうが、特別だったりする。
一般に「○○というもの」という意味で使う場合、数えられる名詞は複数形にする。それだけのこと。だから、「Le seigneur des pinceaux」の「pinceaux」は「絵筆(というもの)」の意味。
だから、「Lord of the brush」と「Le seigneur des pinceaux」は、厳密に言うと、同じ意味ではないのかもしれない。。。
日英間・日仏間の翻訳の困難さを大学院レベルとしたら、英仏間の翻訳なんて小学生レベルじゃないかと思うのですが、それでも、けっこう難しいんですね。
肝腎の「ジョン・ハウ原画展」のことをまだ書いてませんでした(苦笑)
LotRファン必見。お薦めです。入場無料だし、行かなきゃ損。
by foggykaoru | 2006-03-06 20:04 | 指輪物語関連 | Trackback(1) | Comments(6)
ハウ展は一見の価値有りでしたよね♪
>指輪以外のお話
いやほんと、すなみさんのカミングアウトには大興奮してしまいました。
ランサム写真展も楽しかったですよ。写真家の中川さんという方が、とっても気さくで豪快な方で、お喋りしていたら、とんでもなく長いことお邪魔してしまって。。。反省してます。
ほんと、カナダに行ったら楽しいでしょうねえ。←何が?(爆)
語学の話は好きでも、エルフ語はちっとも頭に入らない私です。
いつまでたってもIm Aragorn, aran gondorだけで。

