「ロボットの時代」
2006年 04月 05日
「われはロボット」に比べるとちょっと落ちるんだけどね・・・とは、貸してくれた友人の言葉ですが、確かに、この本に収録されている作品は、総じてゆるめ。でも、そのゆるさ加減が、私にはかえって気楽だったような。
一番印象的だったのは、最後の「校正」という作品。
月並みですが、「便利になると、必ずその裏に失われるものがある」ということを実感しました。
日頃めったに読まないSF、それも古典的なSFを読んで、私たちが生きているこの時代は、まさにアシモフの時代に想像されていた「未来」なのだけれど、人類の歩みはSF小説とはずいぶん違ってしまったのだなあとしみじみ思いました。
SFにははるかに及ばないことがたくさんある反面、SF作家が想像もしなかったほど進歩したこともある。
インターネットはその最たるものなのでしょう。
今から100年前だか数十年前だかに、IB○の社長だか会長だかが、「コンピューターなんて、そんなに必要ない。世界中に数台もあれば十分だ」と言ったのだそうです。
I○Mさん、予想がはずれて儲かってよかったですね。
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by foggykaoru | 2006-04-05 20:20 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(8)
ネットをはじめとするコンピューター社会と2重らせんに始まる分子生物学は、このころ誰も予想してなかったと思います。分子生物学では神のやることを人間がやれるようになってきた訳ですから。この本が出た時代では、冷戦と核兵器が背景にあるのですが、ソ連ら社会主義国家の崩壊は考えてなかったでしょうね。
冷戦が崩壊してしまった今ではパラレルワールドになりますが、ハインラインの夏への扉はどうでしょう?未来の21世紀に行ってしまった男の話です。主人公の相棒の猫はSFでもっとも愛されてる猫だそうです。
かおるさん、お仲間、お仲間。
今日、延滞しまくった本を返し、予約した2冊を取りに行っただけなのに、帰りに10冊お持ち帰り。。。。。私も読みたい本がてんこ盛りです。
苦手なSFを勧めまくってごめんなさい。SF読む人って周りからほとんど居なくなってしまったので、ファンとしては悲しいのです。
>ヤードさん
燃料投下(爆弾的ネタの提供)してごめんなさい。
>かおるさん
オタク過ぎる発言していないでしょうか(びくびく)?。
言われなくてもわかってますよー>活字中毒
でも私は一度に10冊なんて借りません(笑)
このブログでは、私が読んだ本(本に値する本)のことはすべて書いているので(なにしろ自分のための備忘録だから)、あえて苦手なジャンルでも書いたんです。
私の方こそ、火つけちゃってゴメンナサイ。。
>かおるさん
2割しか玉はないですが、面白い本もありますのでSFも仲間に入れてやって下さい。私のオタク爆走は多々あれど、意味不明の言動をしてしまいましたら容赦なくつっこみを入れて下さいませ。
あんまりたくさん本を持って歩くと、某エルフ語の先生のように膝をやられてしまうかもしれません。せいぜい5冊ぐらいまでになさいませ♪
長寿大国ニッポンでは人生先が長いから、私もそのうちにSFにもハマるかもしれません。どうぞ気長にお待ちくださいね。
このところ腰が痛いのは運動不足だけじゃなく荷物の持ち過ぎかも。
SFは90年代以降はおすすめを自信持って出来るのを知らないので偉そうなことは言えませんが、気長にかおるさんが気に入ってくれる本が見つかるのを待ちます。
ガイド系を5冊、目を通し、シャクルトンを2冊読了。ハウルとパリふんじゃった、読み中。逆説の日本史・鎌倉仏教編が待機中。
アポロ13号やエンデュアランス号漂流といった、成功ではなくアクシデントから生還する話が好きです。
どうぞご自愛くださいませ~♪

