日本のノーフォーク(2日目)
2006年 05月 23日

6時、Cさんの「起きろ、やろうども」ならぬ「起きてくださーい」という丁寧なかけ声とともに、キャンプは活動を開始しました。
まばゆい日の光を浴びながら、朝食をしこたま食べて、お弁当用のサンドイッチ作りとキャンプの撤収。

そして、私たちも車で出発点まで移動。
いよいよカヌーの本番です。
昨日講習を受けなかったTさんと私は、パドルの基本的な使い方について、個別レッスンを受け(とは言っても、正味5分くらいです)、一番いいカヌーに乗せてもらいました。15分かそこら、みんなでそのあたりを行ったり来たりして練習した後、川下りを開始しました。
中川さんが1人乗りのカヌー(たぶん、カヤックというものなのでしょう)で、そして、「海の大学」関係者2名がモーターボートで伴走してくれるという、万全の態勢です。
私たちはけっこう調子良く進みました。驚いたことに、前半はビリじゃなかったのですよ!(笑)
涸沼の一番端は、アシに囲まれた、ちょっと見「ラグーン」のようになっていて、なかなかいい雰囲気なのですが、私たちは風に流されてアシに激突すること数回。なかなか景色を楽しむことができません。

広い涸沼川に出て、やれやれ、これからは川の流れに身を任せていればいいんだわと思っていたら、これがまたとんでもないことで、自分たちの意志とは全く関係なく、左右に曲がる曲がる。私たちは間切るのが好きなんだと開き直ってみたりして(爆)
パドルを持つ手が疲労してきます。腕もそうですが、案外手首が疲れるのです。伴走艇からは「笑顔が見えないぞ~」という声が。いや、これでも楽しいんですよ。ほんとうに。確かに笑う余裕はありませんが。
やがて前方に大きな旗が見えてきました。そこが昼食場所でした。時計を見ると12時半。3時間近くも漕ぎ続けだったわけで、そりゃ疲れるわけです。
やっとの思いでたどり着き、カヌーから下りると、膝ががちがちに硬直してしまって、まともに立てない・・・。いったいどこにどういう力を入れてしまっているのでしょう?
昼食は朝作ったサンドイッチだけだと思っていたら、思いがけない差し入れがありました。「海の大学」の関係者ご自慢のお好み焼きです。運動した後の身体にビールが気持ちよくしみわたっていきます。でも、川下りが終わったわけではないので、酔っぱらうわけにはいかず、ほんの一口か二口だけで我慢しました。
「この後はもう少しだけだよ」という声に励まされ、再び船上へ。
パドルを扱うことには慣れてきたみたいで、自分なりに、午前中よりは動きがスムーズになってきた感じがします。慣れてきた分、疲れたわけで、プラスマイナスするとゼロです(苦笑)
下流になるにつれ、両岸に釣り人が増え、それをよけて進まなければならないという、新たな試練も加わります。川は広いのだから、その真ん中をまっすぐ進めばいいのですが、なにしろまっすぐ進めないわけで。そして、ゴールに近づくにつれ、今度は海からの波に翻弄されるのです。
悪戦苦闘の末、記念すべき「第1回日本のノーフォーク」はその幕を閉じました。私たちは(予定通り)ビリでした(苦笑)
カヌーから下りてしばらくすると、腕が今まで味わったことのない異様なだるさに襲われ始めました。こんなことで土人業務に復帰できるのかと心配しましたが、手首から肘までべったりと「トク○ン」を貼って寝たら、翌朝、治っていました。
というわけで、トクホ○さえ持っていけば大丈夫だということがわかったので、「第2回日本のノーフォーク」もOKですよ!(^o^)
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カヌーを漕いでいる写真が無いのは、カメラを伴走艇で預かっていただいていたためです。
なにしろ初心者ですからね。いつひっくり返るかわからないわけで。
by foggykaoru | 2006-05-23 20:15 | ほんとうの生活 | Trackback(1) | Comments(13)

必要なものは、筋肉。
なければトク○ン。腕立てふせとかダンベル体操とか、準備が必要でしょうか・・・
次回日本のノーフォークの際は、ビリは私が努めさせていただきます(笑)
・・・まぬけづらめ・・・・(こっそりと)


筋肉痛は心配したほどではなく、いい運動になったからか、肩こりも今は治まっています。「左手でマウス」も効いているのかも。
二股仲間として、これからもいろいろと頑張りませう(爆・爆)
健康的でしたよね、キャンプとカヌー。
カヌー漕いだ日はほとんど咳が出なかったのに、昨日あたりからまた咳と痰が増えてます。
絶対に空気が汚れてるせいだと思う。。。
だから、ブービー賞のひとつ前をどいう・・・(笑)
ただいま『ヤマネコ号の冒険』を原書で、つまりPeter Duckを読んでいます。
英語で見る帆船用語は新鮮です!
leiraniさんがブービー賞だったら、、、、
私がビリから3番目ということはあり得ないから(爆)、ビリになるのは私ですよ!
3巻を英語で読むなんて・・・
まず日本語で読んで、内容を思い出さないと(自爆)
しかしフェリーボートの床では寝たことがあります。
いつも節約して島につくまで我慢します。
車も乗船させているので、こういうときにケチったりしています。
ああ、決まったところの安心したところでテントをはって寝るのはいいかも
私だって、ほんの2,3年前までは、テントで寝たことなんてありませんでした。lemonodasosさんもそのうちに♪
ギリシャにバックパッカーとして行った友人は、「真夏のエーゲ海の島は宿が取りにくいけれど、夜も寒くならないから、寝袋持っていけば野宿できる」と言ってました。
機会があればぜひお試しを♪

同じテントで寝ていた私は、4時前から出て行ったりまた寝たりしているのを横で体感していましたので、リアルタイムで待ち構えていました。
「起きろ、やろうども」はけっこう小さな声でしたけど、たしかに聞きました。