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ジョンが参考にした本とは

スキンを変えました。気分はすっかりアドリア海♪

「ツバメ号とアマゾン号」を読み始めて、はや半月。
とにかくのろのろ読んでます。
時には声に出して読むときも。
そうすると、すでによく知っていたはずの場面にも、意外な発見があります。

たとえば、釣りの場面の描写の詳細なことと言ったら!
いえ、詳細だということは重々承知していたんですですけどね。
けれど、ここまでとは思いませんんでした。
きっと釣り好きにはたまらないんだろうな。

ランサムは詳細なだけが取り柄かというと、決してそうではない、と私はかねがね思っているのですが、次の部分なんかもその良い例です。

蒸気船もランチもヨットも、ボートさえも、みんなツバメ号よりずっと大きかったので、土人の船だときめられた。ツバメ号とおなじくらいの大きさの船が、ダリエン岬のかなたからあらわれて、屋形船湾へ姿を消すのが見えたのは、島の生活も三日目になってからだった。

これは第七章「続島の生活」の一番最後の部分。
楽しいけれど平穏な島の生活の描写の後に、いよいよ事件が起こるわけですが、この文章はその予告編。章の最後にこういう文章があるのと無いのとでは、次の章への弾みが全く違います。しかも、船の大きさのことに言及したついでのような、実に自然な流れ。
こういうのをさらっと書けてしまうところが、ランサムが熟練の物書きである証拠だとつくづく思います。

今日読んだのは、第十七章「順風」。(旅に出る前に読み終わろうと思って、少しペースを上げてます)
ここを読んでいて、1つ疑問が湧きました。

「海戦ではね。」と、ジョンはある有名な本を思いだしながらいった。「二つのことが大切なんだ。つまり、じぶんたちのやりたいことを確実につかんでいること、そして、それを、敵がぜんぜん予期していない方法で実行することなんだ。」

この「ある有名な本」というのは何なのでしょう?
ネルソン提督あたりが書いた本?

by foggykaoru | 2006-07-13 21:28 | 児童書関連

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