機内で見た映画(その1)
2006年 08月 17日
行きの機内で見たのは3本。
最初は「Vフォーヴェンデッタ」
面白かった~!!! 座席前の小さい画面でも、ものすごく興奮したのですから、かなりの傑作かも。
しかし、これを日本語吹き替えで見るというのはどんなものなのかなーと思いました。
というのは、主人公の「V」は最初から最後までマスクを付けたままなので、演じてるヒューゴ・ウィーヴィングはいわば「声」の出演みたいなもの。それを日本語吹き替えにしちゃったら、誰が演じても同じ? そりゃ身のこなしとかはヒューゴなんだけど、スタントがやってるところも多いだろうし。
見終わってから、ちょっとだけ英語版を見て、ヒューゴの声を確認しときました。
ところでガイ・フォークスって何だったっけ? これから検索して確認しておこう。
お次は「プライドと偏見」
旅行前にジェーン・オースティンの別の作品を読んであったこともあり、グッドタイミングでした。原作、ほとんど覚えていなかったのですが、映画というのは原作を要領よくはしょったものなのだろうと思いながら見ました。原作は少なくとも3倍のボリュームがあります。
確か、谷崎潤一郎はこれを読んで「細雪」を書いたんじゃなかったかしら。ふむふむ、まさにそっくり!というところがあって納得しました。
そして3本目。
「ロードオブザリング」こと「指輪物語」です。第一部。誰ですか指さして笑うのは。
フランス語版があって、考えてみたら、第一部だけはフランス語では見ていなかったことに気づいたんです。
かくして、旅日記の最初のページは、「旅の仲間」に関するメモを取るために使われたのでした。
これに関する記事は次回。
たまたまですが、この3本、みんなイギリスものです。(指輪物語は「中つ国もの」だけど)
by foggykaoru | 2006-08-17 00:19 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(2)

かおるさん、「V」初見でしたか?
公開時には字幕版のみだったと記憶しているので
吹き替えは貴重ですね~!
隠れ家のディテイールとか凝っていて、私もとても好きです。
言葉遊びとか劇からの引用とか、とかく英文学力が必要そうなので
私はもう少し咀嚼しないと理解し切れませんが・・・。
「V」は好評だったのですが、見そびれていたんです。だから機内で見られるとわかったときは嬉しかったです。
貴重・・・とはいえ、ヒューゴが演じてる意味がないんですよね。。。
>言葉遊びとか劇からの引用とか、とかく英文学力が必要そう
そんな感じでしたよねー
英文学やってる人が見たら、もっと面白いのでしょうね。