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機内で見た映画(4):RotKハングル版

最後の、そして最大のネタです。

行きの機内で、見られる映画のプログラムをチェックしていたら、とんでもないものを見つけてしまいました。

Lord of the rings 3
En/Fr/Ge/Ko

1も2もJpなのに、なぜかこれだけはそのかわりにKo、コリアン!!


というわけで、帰国便で満を持して見たのです。

驚いたことに、エルフ語の台詞までハングルで吹き替えられていました。

声優に関しては、「役者にそっくり!」と感動させられるほどのことはありませんでした。
サムの声はショーンAほどアグレッシブでなくてよかったけれど、妙に低くて太くて、下手をするとイライジャのおじさんみたいでした。
ピピン役は、喋る声はまあまあだったけれど、歌がいまいち。下手というより、自信が無さそうで声がか細すぎ。
アルウェンはリヴがすごんでいる声ほどは低くありませんでした。

ハングルでは「スメアゴル」は「スミゴル」となります。
大声で呼ぶときは「スミゴール!」というふうに、「ゴ」を伸ばします。
「ir」はすべて「イル」となるので、ミスランディル、ボロミル、ファラミル・・・

セオデン王率いるローハン軍が黄金館に戻ってきて乾杯するときは
「マンセー!」
ガン爺が執政に面会するときの挨拶も
「デネソールなんとかマンセーむにゃむにゃ」
と聞こえました。
そして、戴冠式でもわざわざ「マンセー!!」という声をかぶせている。
というわけで、韓国人は「マンセー」が大好きなようです。

原語とぴったりだなと思ったのは、ゴラムが二重人格になって、悪だくみをするところで、「階段をどんどん上って」というところ。原語では"up, up, up..."ですが、それがハングルだと「コップコップコップコップ・・・」

ハングル版の最大のツボはゴラムでした。
ハングルというのは、語尾が「・・・よ」になることが多いですよね。
しかも、なんとなく頼りなげに「・・・よ~」と語尾が揺れる感じになる。
ゴラムがそうやって喋っているのを聞いていると、瀬田訳とオーバーラップしてしまって、なんとも言えない気分でした。


もしかしたら、瀬田さんはハングルをヒントにゴクリ語を作ったのかもね!(ありえないありえない)

by foggykaoru | 2006-08-21 21:10 | 指輪物語関連

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