阿刀田高著「好奇心紀行」
2006年 08月 24日
エッセイ集で、1つ1つが短く、なおかつ、面白くてやめられなくなるというほどではないので、旅行中にちびちび読んで、読み捨ててくるには最適でした。まるで悪口みたいで、阿刀田さんに申し訳ないんですが。そこそこ面白いんですよ、そこそこ。
印象的だったのは、安部公房の「砂の女」が熱く語られていること。
私は、ずーーっと昔のことですが、一時期、安部公房の作品を続けて読んでいたことがありました。そして、最後に読んだのがこの「砂の女」。
いや、「読んだ」というのは正確ではありません。途中で挫折したので。
あれからウン十年もたった今なら、ちゃんと読み切れるのかな。
試してみようかと思っているところです。
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by foggykaoru | 2006-08-24 22:17 | エッセイ | Trackback | Comments(0)