いよいよ世紀のヒロイン登場
2005年 01月 29日
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1154 ヘンリー2世即位(プランタジネット朝の始まり)
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ヘンリー2世の奥さんはアリエノール(エレアノール)。アキテーヌ(ボルドーを中心としたフランス南西部)に広大な領地を有する家の跡取り娘です。
この夫婦の間に生まれたのが、リチャード獅子心王。
でも、高校の世界史で覚えさせられたのはその弟のジョン王のほう。「欠地王」あるいは「失地王」として名を馳せ(苦笑)、マグナ・カルタを承認させられた。
あまりにも評判が悪かったから、その後、イギリス国王には「ジョン」はいないのですよね。。。
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1215 マグナ・カルタ制定
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教科書で有名なのはジョンですが、この家族の中で一番の傑物は、母エレアノール。超弩級のヒロインと言ってもいいでしょう。彼女の存在が、このあたりの歴史を非常に面白いものにしてくれています。もしも彼女がいなかったら、かの「アーサー王の物語」も歴史の流れの中に霧散してしまっていたかも。
というわけで、次項はお薦め本のご紹介。
by foggykaoru | 2005-01-29 07:53 | 西洋史関連 | Trackback