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『ゲド戦記』にひとこと

ひとこと言ってるのは私ではありません。
これは週刊文春の先週号に載っていた記事のタイトルなのです。
まあ、こういう記事が書かれること自体は、別に驚くことでもなんでもないのですが、書いた人の名前を見て驚きました。
なんと中村うさぎ氏なのです。
その連載エッセイで彼女が「ゲド語り」をしてるんです。

(ご存知でない方のためにご説明いたしますと、中村うさぎ氏というのは、度はずれたショッピング好きでローンの返済に追われていて、それをネタにしたエッセイをウリにしている人。最近はそれに加えて、美容整形の体験レポを書いたりと、文字通り身体を張り、自分の身を削って、原稿料を稼いでおられる人であります。)

かいつまんで紹介しますと・・・

小説の映像化に際しては、「原作の世界観とキャラクターを守る」ということだけを条件にして、それ以外のことについては製作者にできる限りの自由を与えるべきだと、常々思っている。
ジブリのゲドは、世界観とキャラクターは一応守っている。
にも関わらず、このアニメ作品を見たとき「ル・グインが気の毒だ」と思った。
原作のゲドはこういう作品ではないんですよ!

・・・という内容。

ちなみに、彼女の今週号の記事はいつもの借金ネタに戻ってます。


ゲドのこと、どうしても1度は書かずにいられなかったんだろうと、彼女の心中を思いやると同時に、ジブリのゲドがいかに「問題作」なのかということを、今さらながらに感じた次第です。

by foggykaoru | 2006-10-12 22:09 | 児童書関連

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