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スーザン・クーパー著「ネス湖の怪獣とボガード」

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前項の本の続編。
うまくつながっていて、著者は最初から2冊シリーズにするつもりで書き始めたのだろうと思わせます。
そして、前作よりもぐんと「闇の戦い」シリーズに近くて、思わずにやりとしてしまいました。

私にとっての一番のツボは、もしかしたら、マコノキー氏だったかも。
自ら選んで独身を貫き、その生活を楽しんでいる。
私もこういう老後を楽しめる人間になりたいけれど、ここまで徹底できないだろうな。一人暮らしするにしても、あんな人里離れたところはちょっとね。

こういう人物、英国の小説に実によく登場します。
たぶん実際、こういうタイプのイギリス人はけっこういるのでしょう。
フランス文学にはあんまり出てこないような。
たぶん実際、フランス人の多くは伴侶がいない人生に価値を見いだせないのでしょう。

よく思うのですが、英仏海峡は地図で見ただけではわからないほど、暗くて深いのであります。





ある縁で結びついた子どもと老人のグループが、心を1つにして「戦う」という点がそっくり。しかも「老婦人」まで登場します!
もちろん、マコノキー氏はメリマンとはキャラが全然違うし、第一、この作品の「戦い」は「闇の戦い」の「戦い」とはレベルが違う。
戦うのはネッシーを救うため。
そりゃもちろんネッシーは救ってあげたいけれど、別に救わなくても、この世界は滅びないんだしさ、、、という点で、とっても気楽なのです。

by foggykaoru | 2007-02-25 16:00 | 児童書関連

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