「午後は女王陛下の紅茶を」
2007年 07月 15日
これからは普通のペースでぼちぼちやっていきます。
この本に関する情報はこちら
著者の出口保夫氏の名前は、あんまりあちこちで見かけるので、すっかり読んだ気になっていたのですが、どうやら今までちゃんと読んだことがなかったようです。
読んでみたら、わりと好きな文章でした。これなら他のを読んでみてもいいかも。
この本は氏が山ほど書いている、英国の紅茶礼賛蘊蓄エッセイの1つ。(私が読んだのは文庫だけれど、もとの単行本は)1986刊行。
本気で英国式お茶の作法に凝ろうとか、道具を揃えようという人には、そこそこ実用書として役立つし、単に英国になんとなく興味があるという人にとっては、軽い暇つぶし本として楽しめます。
しかし、英国人が1日に飲み食いするもののうち、紅茶(+牛乳)とそれに付随する「小麦粉+砂糖+バター」で作られたお菓子の占める割合というのは、相当高そうです。いくら美味しいからって、栄養的に偏り過ぎのような気がする・・・。
最後の章が氏の主催する「英国紅茶同好会」の紹介記事だったのにはちょっとびっくり。
この会、検索してみましたが、サイトは持っていないようです。
巻末の付録が「おいしい紅茶の飲める店」のリスト。
その昔、ARCの関東お茶会は「サーモピレー」という店で行われていたと聞いたことがあるのですが、今は無きそのお店、ちゃんとこの本のリストに載ってました(合掌)
このリストの「最新版」はネット上で見ることができます。こちらです。
by foggykaoru | 2007-07-15 21:20 | エッセイ | Trackback | Comments(10)
そのマスター直伝の紅茶を出すというお店が丸の内にあったのだそうです。
こちらも閉店ですって。お茶会のできる紅茶のお店ってないものですね。
今では、昼間に長話をしたいときに、紅茶屋&中国茶屋って感じで、やや愛が冷めているのですが、こういう本を書かれる方たちは、変わることなく紅茶に対して愛情を注いでいるのだろうな、と思います。いいなあ…。読んでないけど、もうタイトルから熱情を感じますね!本家英国側から見ると、こういう本って、「限りなくお点前を愛する外国人」みたいで、微笑ましく見えるのかなあ。
それにしても街中の小さいけれど美味しい喫茶店って減りましたね
大手の系列のコーヒー店ばかり
学生時代に、コーヒーですけれど「キリマンジャロ」の味を覚えた喫茶店も、もう存在しません
そんな僕ですが、一番の好物はTetleyのティーバッグでいれたミルクティーだったりします。
>本家英国側から見ると、こういう本って、「限りなくお点前を愛する外国人」みたいで、微笑ましく見えるのかなあ。
かもね~
もっとも、「一般の英国人は肩肘張らずにティーバッグの紅茶を飲む」とも書いてあるんだけどね。
>大手の系列のコーヒー店ばかり
日本だけじゃないですよ。
最近は世界中どこに行っても同じチェーン店ばかりです。
慣れない国でおなじみの店に入れるのは安心できるけれど、味わいには欠けます。
空港とか飛行機でまともな紅茶はあんまり期待できないですよ・・・
>一番の好物はTetleyのティーバッグでいれたミルクティー
英国人もティーバッグが普通だから、いいんじゃないでしょうか。(^^;
私もネット上の最新リストを見て、ちょっと偏っているような気がしていたところです。
あのリストは出口さんの「英国紅茶同好会」が作ったものではないので、出口さんのせいではないのでしょう。

