エルフ語のI先生の追っかけ必読の書
2007年 09月 28日

ユリイカ10月号。
「北欧神話の世界」の特集号です。
手にとってみたら、指輪映画のエルフ語監修をきっかけに、幽鬼たちの心の師となったI先生の独壇場でありました。
I先生が関わっている記事の内訳は
・I先生と井辻朱美さんの対談
・マッキネルという人の原典資料(I先生訳)
・オートンという人の「異教神話と宗教」(I先生訳)
・I先生による「北欧神話の世界とその受容」
・I先生編「北欧神話の神々事典」
早速、対談を読みました。このお二人だから、話は当然トールキンにも及ぶわけで、そのあたり、指輪ファンとしてはなかなか興味深いものがあります。
でも、北欧神話プロパーの話題になるとちょっと苦しい。それはひとえに当方の学力不足のためなのですが。
中高生でも読めるあたりだと岩波少年文庫でP.コラムの「北欧神話」、それからK.クロスリィ=ホランド「北欧神話物語」くらいしかないですね。この2つは入門書としてはとてもいいんですが、でもその後が大事なんですよね。ううう、先生、申し訳ありません。入門書から先、一歩も進んでいないもので・・・。
そんな私でも、「北欧神話の世界とその受容」で紹介されている、「サイボーグ009」の「エッダ編」というのは読んでみかったりします。
by foggykaoru | 2007-09-28 21:40 | 指輪物語関連 | Trackback | Comments(9)

ローマ帝国のせいで、ギリシャ・ローマ神話に比べたらマイナーで日本人には馴染みが有りませんから…
野蛮人扱いされていたゲルマンの文化ですよね
子供向けの本に出てきた、怪力無双の若者を投げ飛ばす老婆の正体が「年」だったと言う話しか覚えていません

K.クロスリィ=ホランドも北欧神話の本を書いているんですね! この人の本なら読めそうだし内容もしっかりしていそう。でも地元図書館にはないみたい・・・
へえ、そういうきっかけだったんですか!
私にとってのきっかけは、TBSのラジオ図書館という番組で「北欧神話」を聞いたこと。
「ナルニア」の「銀のいす」に出てくる「北の巨人」がC.S.ルイスの創作ではなかった!と驚きました。
考えてみると、石舞台のアスランのくだりがキリストの受難であることも、自分で発見していたら、もっと感動できたのかも。

わ…わたしと北欧神話との出会いは東映漫画祭りの「太陽の王子ホルス」だったようです。当時はそんなことぜんぜん気づいていませんでしたけど。
ちゃんと興味を持ったのは高校生のころです。「指輪物語」→「ルーン文字」→「北欧」です。
ちなみに、海賊とのファーストコンタクトも東映漫画祭りの「どうぶつ宝島」です。
お仲間は多いと思う~~
>「太陽の王子ホルス」
今確認したんですけど、先生の記事には出てきません。
こんどお目にかかったときに、教えてさしあげたら?(笑)
>「指輪物語」→「ルーン文字」→「北欧」です。
これは正統的なオタクコースですね♪
>海賊とのファーストコンタクト
私は「宝島」の絵本でした。怖すぎてハマれなかったです~
“エッダ編”読んだ記憶はありますが、双子の姉妹とか世界樹のきが
トネリコとかそんな位しか覚えてません。あ、神話の神々の名前でキャラクターは
出てましたけど、ロキとか(笑)
北欧神話とのマンガの出会い・・・水野先生の『銀のたてごと』・・・あれ?星の・・・
だったかしら・・・^^;ホルスも北欧神話でしたか・・・覚えてないので
私の中ではアイヌ神話かと・・・(爆)

海賊とのファーストコンタクトはアニメ「海賊王子」かなあ。
学生時代に「指輪物語」→「ルーン文字」→「北欧」とか、「指輪物語」→その評論→北欧神話やベオウルフの道をたどろうとしたんだけど、その辺の本が図書館で見つからずに挫折しました・・・。