ファンタジーの世界--妖精物語について--
2007年 10月 07日

でも当時はランサム強化月間で多忙をきわめていたので、後回しに。
その後、どうせならきちんと読んで感想文を書こうと思ったのですが、、、私には難しすぎました。まさに猫に小判、馬の耳に念仏(涙)
そうこうしているうちに、混沌の中で姿が見えなくなってしまって・・・
今朝、部屋の片づけをして、晴れてこのポストとあいなったわけです。
ユリイカ10月号の対談を読んだら、伊藤先生がこの本について、こんなことをおっしゃっていました。
本当はこれ1冊を解読するのにもその倍くらいの北欧神話についての解説書が必要なものですから。
私なんかにわかるはずがないんですね。。。
この本に関する情報はこちら
by foggykaoru | 2007-10-07 10:55 | 指輪物語関連 | Trackback | Comments(11)

ハリーポッターが流行った時に、この馴染みの薄い生き物の簡単な解説本が色々と出回りましたけれど、なんだか判りにくかったです
所詮、ゲームや映画からの孫受けをまとめたものでしたから
例えば、「トロール」は灰色にして巨大、単純にして凶暴と解説してありましたが、、その時は私はムーミンを知っていましたので、その解説に何ともいえない違和感を感じました
たしか北海の石油採掘基地にもトロールとの愛称があった所も有ったはずですし、ただの凶暴な化け物だったら、そんなに愛される訳がありません
キリスト教に覆い隠された、北欧の古代の神々の息吹が残されているからの現象ですよね

先日行った北欧のバイオリンコンサートで「滝に住んでいて、肉を投げると出てきて弦を押さえる指から血が出るほどたくさんの曲を教えてくれるトロル」のお話を聞きました。
へぇぇ、そういうトロルもいるのね、と興味深く感じました。ノルウェーで買ったトロルの物語を集めた絵本に出てくるのも、おおむね「怪物」でしたので。

そして現在どこにあるのやら・・・、段ボールの奥底か、あるいは実家か?? これもまったく覚えていないんですう(涙)。
ゆきみさん、そのバイオリンコンサートって、渋谷でやってたやつでしょうか? 行きたいけど行けなかったんです(泣)。

は は は って感じですね。難しかったですよ~~。原語で読まされたのだから。
ウチの大学は、専攻を決めるのが1年から2年に上がる時なのですが、噂かなにかで我がクラスには英文学専攻を目指す「優秀な」学生が多い、とかっていわれてたのかも。とにかく難しい授業でしたよ。(私は英文科ではありません)
だれかが猪熊先生の訳本のコピーを持ってきたけど、これはあまりにも意訳すぎて、あんまり役に立ちませんでしたー!!!
なつかしーーい。

みんなで踊りたくなるような楽しいコンサートでしたよ。CDを買ったので、今度どこかで踊りましょうね♪
ムーミントロールはヤンソンの創作だから、北欧の伝承のトロールとは全く別物ですよね。
トロールはいろんなのがいます。「窓枠の匂いをかぐトロール」とか、「窓の外から部屋の中を覗いていて、部屋の中の人をびっくりさせるトロール」とか。
私はすでにエルフ語講座に先立つ「北欧神話とファンタジー」「トールキンにとってのファンタジー」みたいな講座を受けてあるんですけれど、それでもこの本は読みこなせません。いつも遅刻して、しかもしょっちゅう船漕いでたのがいけなかった・・・(自爆)
お読みになったんだ。さすがっ!

そうですか。トールキンは北欧神話ファンだったんですかあ。そいうえば指輪物語が北欧神話的だとどなたかが書いていらしたような…。キーワードは「滅び」ですか?最後にバルドールが希望となって新しい世界となるところも、中つ国が人間の世界になるところにつながるとか?物語全体を覆うほの暗さも似てますね。トールキンって、悲観主義じゃないのに、前向きな話なのに、なぜ暗いんでしょう。
ところで、かおるさん、前日のモンゴメリのところにも書き込みしました。見てくださいね~!
トールキンの名前がまだ日本で知られていなかった頃、猪熊さんが「トーキン」として紹介したんです。だから古い本では「トーキン」となってます。
トールキンはバリバリの北欧神話ファンですよ。「カトリックの自分がこんなに惹かれてしまってはまずい!」と思ったふしがある、という話を、講座で聞きました。
>ところで、かおるさん、前日のモンゴメリのところにも書き込みしました。見てくださいね~!
ごめんなさいっ。見落としちゃった。今見ます。