ランサム三昧の日々(3):ヤマネコ号の航海
2007年 11月 29日

(左は税金ならぬイベントの参加費を徴収する、海賊の首領ならぬ幹事氏)
出航は9時55分でした。誰か航海日誌に書いたのかなあ?
とても穏やかな日和で、さしもの寒がりの私にも快適です。

しばらくすると船長の号令がかかり、みんなで帆を張ります。
なんでも、「ARCの人たちは基本がわかっている」と、後になって船長がおっしゃったそうですが、いやいや、わかっていない人もいますって。たとえばこの私(自爆) ただ、おふねのことはほとんどわからない私でさえも、「ハリヤード」という言葉を聞いて、「えっ、ハリなんとかって? 針? 梁?」とは思わず、「ハリヤード」と正しく聞き取ることができて、たくさんあるロープのどれかのことだ」と判断できる、という意味で、もしかしたら一般ピープルとは違います?

船に帰ると、おっ、あれは何だ? 意味ありげなビンが海面をぷかぷか。それを拾い上げ、栓をあけてみると、驚いたことに、宝のありかを示した地図が入っているではありませんか。その地図を頼りに探してみると、おお! 宝の箱が!
(右の写真は箱の中に入っていたお宝。一見八銀貨ならぬ金貨ですが、実はロジャの大好物だったりします(^^;)

こんな情景を現実生活で目にすることがあろうとは、今まで思いもしませんでした。
ところで、船、特に帆船というのは、乗ってしまうと全景が見えないのであります。(船に限らないけれど。) 海賊旗を揚げて帆走するヤマネコ号の雄姿を、併走するもう1つの船から眺めたかったなあと思うのですが、、一度に2つのものを手にすることはできないのです。これ、人生の真実ね。
暖かい1日でしたが、日が傾いてくると、急激に寒くなります。風を通さないはずのゴアテックスの上下を着込んでいても耐えられなくなり、船室に駆け込んで、ズボン下を重ねました。ほとんどの人はジーパンだけで平気なのに。こういうとき、自分がいかに寒さに弱いかということを痛感します。。。

ヤマネコ号の夢のような1日は終わりました。
この後、温泉に行き、美味しい中華料理に舌鼓を打ち(相変わらずお腹が空いていなくて、もったいなかったです)、東京に帰りました。
しっぽの先まであんこの詰まった、充実し過ぎるくらい充実した1日でした。
翌日のイベントはこちら
by foggykaoru | 2007-11-29 21:52 | ほんとうの生活 | Trackback(3) | Comments(8)




海原を疾走するスクーナー・・・
夢のような光景ですね
部分部分だけの写真だけでも素敵です

あのー、夜までお腹がすいていなかったのは、八銀貨を食べちゃったからじゃないんですか?
って、ともかく風にはためく海賊旗がうらやましい限り。すてきな航海でしたね。
そうなんです、船室の本棚に置いてあったのが、いつの間にかあそこに移動していたので、お陰でなかなか良い構図になりました。
いったい誰があそこに移動していたのかな~
お腹が一杯だったので八銀貨すら1枚しか食べなかったんです。
私の胃、動きがとっても悪いんですよ。
経済的とも言えるけど、食べる楽しみが少なくて残念です。

「稼ぎが少ねぇじゃねえか! 野郎ども、金持ちの乗ってる客船を分捕って来やがれ!」という吹き出しを付けたくなります(笑)。
海賊旗を翻して走るヤマネコ号・・・。想像するだけでもうっとり・・・。
海賊さん、かっこいいでしょ?
実を言いますと、「威張った顔してお金をとりたてているけれど、そのお金は全部ほんものの頭目のところに行ってしまうんだ」とみんなでウケておりました(^^;

寒がりの私は、foggykaoruさんの気持ちがよくわかりますよ(笑)。