「黄金の羅針盤」見てきました
2008年 03月 21日
しかも、年に似つかわしくない妙に迫力のある声なのがいい。フランス語吹き替え版の年相応のカワイイ声じゃあダメです。
それにしても、ダストについてあんなに詳しく説明されていたなんて。
全然聞き取れてなかったんだわ(自爆)
フランスで見たときも思ったのですが、PJの指輪映画以後、たいていの映画の戦闘シーンには既視感が濃厚に漂っている。でも、この映画の戦いの場面はとても新鮮。(いちばんの功労者は熊。あの声はガン爺つまりイアン・マッケランですぞ!) それだけでも映画として賞賛に値するのでは。
というのは、「カスピアン王子のつのぶえ」の予告編をやっていたんです。
「ライオンと魔女」と違って「カスピアン」の原作には大々的な戦闘シーンは無い。(原作の「ライオンと魔女」だって戦いはたかだか2ぺージ。でも戦うには戦った。) 「カスピアン」は劣勢で、まともに戦ったら負けるから、彼が敵の大将と一騎打ちして勝利する話。
それなのに、またまたナルニアの地には食い詰めたオークの軍団がいて、相変わらず指輪大戦争と同じことをやってます。投石器とかさー。あれも使い回し? 右を向いてもデジャブー。左を向いてもデジャブー。
カスピアン王子自身は、かなり大人ですね。かっこいいから別にかまわないんだけど。
by foggykaoru | 2008-03-21 21:40 | 児童書関連 | Trackback | Comments(12)
それにしても、製作総指揮のひとり、ニューラインのマーク・オーデスキーの名前を見て、顔までなんとなく思い出した私って・・・(爆)。
カスピアンの後は何をやるんでしょうね? 朝びらき丸?(やってほしいような、やってほしくないような)
「ダイモン=魂」とはっきり言っていたので、そのあたりを中心に鑑賞後ぐるぐるしています。
ダイモンに関すること以外は、適切な感じにはしょられていたなと感じたのですが、ふと、原作でダイモンについて書いているところにこそ、ものすごく力が入っていたのだと気づきました。
反キリスト教的作品と感じられますが、人と魂について強く表現したいことがあるのかもしれません。「反キリスト教的」という人は意外と「憎みつつ愛して」いたりするものですから。続きをがんばって読みます。
メリマンの声? どんな声だったっけ?
顔のほうは三流のイタリアオペラ歌手ばりでしたよね!(爆)
>ニューラインのマーク・オーデスキー
そう言われて顔を思い出す私も私だ(自爆)
奥様には「ニコール・キッドマンのファッションが素敵だそうだ」とか言ってみたらいかがでしょう?
原作未読者の「なんであんな外付けなの?」には笑ってしまいましたよね!
>「反キリスト教的」という人は意外と「憎みつつ愛して」いたりするものですから。
特に欧米人の場合、身内だからこそ反発したりする感がなきにしもあらず、ですよね。
反キリスト教的なせいか、アメリカではあんまり客が入らなかったんですって。
ちゃんと3作まで作れるのか?とは某映画批評サイトでの話題。
でもあそこで終わっちゃったら、まるで爆死アニメです。なんとか残りも作ってほしいわ~
私、やはりこの話はちゃんと頭に入ってないことを再確認しました。また読まなくちゃ。
(だから映画も一応楽しんだけど、ちょいとうわすべりな感じ)
ライラの女の子は、美人ですね。たくましさ、したたかさを備えているところが絶妙でした。
>ちゃんと3作まで作れるのか?とは某映画批評サイトでの話題。
うーん、私もそう思いました・・・ 平たくいうと、「お金が続くのだろうか?」という心配。この映画、これでもかー、ってお金かけている印象を受けたので。
私もものすごくあらいあらすじしか覚えていないんですが(なにしろライラ危機一髪の場面すら忘れていた)、すべての児童文学をしっかり把握しておかなくちゃいけないというほど、児童文学に義理立てする必要はないかな、、と思って気楽にかまえてます。
でも最後までやってほしいです。せっかく第一作を作ったんだから。
ライラの冒険は間違って買い損なった「羅針盤」の上巻のせいでまだ読み始めることすらできずにいます。明日こそ買うんだ・・・