この気持ちは何だろう

根っからの舶来好きで(「元」がつくけど)語学マニアの私ですが、自分が歌う曲に関しては実は国粋主義。
「イエスタデイ」や「トゥナイト」を英語で歌うよりも、「オー・シャンゼリゼ」や「シェリーにくちづけ」をフランス語で歌うよりも、「結婚するって本当ですか」とか「冬が来る前に」を歌うほうがずっと楽しい。(我ながらなんちゅうラインナップなんだろう。年がバレる。)

しょせん外国語は借り物ですからね・・・。

自分の血であり肉である日本語の歌詞を、その美しさが存分に生かされた旋律にのせて歌う喜びは、外国語の歌を歌うときのそれとは比べものにならないほど深い。魂の根源が震えるのです。

でも、ほんとうに歌詞が美しくて、その美しさをまったく損なっていない旋律の歌というのは、そうそうあるものではありません。

めったにない名曲を今日、たまたま耳にしました。

「春に」。
谷川俊太郎作詞・木下牧子作曲。
最初の「この気持ちは何だろう」で心を鷲掴みにされました。そして、「この歌詞は光っている。作詞者は誰? 谷川俊太郎! さすが~」と思ったのですが、歌詞の良さが感じられたのも作曲者の力量あってこそ。木下牧子という人は知らなかったのですが、若手(と言うのかな?)の人気作曲家だそうですね。

この歌をご存知無い方は
こちら

You Tubeにもありました。
こちら

歌詞を見てYou Tubeと一緒に歌えば、気分はすっかりコーラス部員!
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by foggykaoru | 2008-06-20 20:28 | Trackback | Comments(16)

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Commented by むっつり at 2008-06-20 21:38 x
すごい歌詞ですね
思春期の希望と不安を切々と歌い上げています
矛盾の中で苦しんでこそ、青春ですね
Commented by fu-ga at 2008-06-20 21:51 x
今、聴いてきました。私は基本的には宗教曲好みですが、こういう曲は懐かしさを感じます。はい、青春時代!
ぜひ若い声がにあいますね。
木下牧子さんは、かつて私が所属した大学の合唱団が作品を委嘱しました。でも初演、聴いていない・・・
Commented by どみの at 2008-06-20 22:48 x
合唱曲なつかしいなあ。木下牧子さんの曲は私も大学時代歌いましたが、もっととんがった感じの曲想だったと思います。技巧派っぽいというか。
これはとってもスタンダードな感じですね。こういうのをきちんと歌うのって意外とむずかしいかも。
Commented by luna at 2008-06-20 23:19 x
わたしもアンサンブルで木下牧子さんの曲は歌ったことがあります。
人気ありますよね〜
でもこの曲は初めて聞きました。なかなか素敵ですね。
Commented by Titmouse at 2008-06-21 00:01 x
この曲知ってます♪ たぶん息子の中学の合唱祭で毎年どこかのクラスが歌うような定番曲だったんじゃないかと思います。→今本人に聞いたら、卒業式でも歌ったって。
いい曲だとは思っていましたが、歌詞をちゃんと知ったのは初めてです。
Commented by yama-tac at 2008-06-21 08:24
金曜日の某音楽番組で紹介していたのですが、
最近、日本の楽曲をカバーする海外のミュージシャンが増えているそうで。
何かちょっと嬉しいです。
日本人は欧米のモノをありがたがる傾向があるけど、(音楽とか、サッカーとか、大リーグとか)
自国のモノをもっと楽しめばいいんじゃないかな?
Commented by leirani@crann at 2008-06-21 10:29 x
you-tubeのコメントでは、中学時代にクラス一致団結して!歌ったとか、卒業式で歌ったとかがたくさんあって、いいなあと思いました。合唱だからこそ生きてくる詩ですね。
日本歌曲は日本語の美しさあってのものなので、よい歌が歌い継がれていくとうれしいです。
10年前のPTAコーラスではやっていたのは、ジブリ「ラピュタ」の「君をのせて」でしたっけ。5年前は「Believe」でした。小学校の卒業式で歌うことも多かったようです。
「春に」のような混声合唱曲が教科書にあって、いつでも全校で歌えるなんて素敵ですね♪
Commented by foggykaoru at 2008-06-21 12:18
むっつりさん。
わかりやすくて、誰でも書けそうだけど、書けない。
さすがですよね。
Commented by foggykaoru at 2008-06-21 12:20
fu-gaさん。
ほんと、青春♪ ですよね!! 
委嘱したその曲、今、楽譜になっているのでしょうか?
Commented by foggykaoru at 2008-06-21 12:22
どみのさん。
どみのさんが大学時代に歌われたということは、木下さんがまだ駆け出しの頃?
あっ、なんとなく失礼(^^;;
Commented by foggykaoru at 2008-06-21 12:23
lunaさん。
おお、lunaさんも木下さんの歌を歌ったことがあるとは!
木下さんのことをいろいろ検索してみたら「合唱作曲界の女王」なんですってね。
Commented by foggykaoru at 2008-06-21 12:26
Titmouseさん。
きっとご存知だろうと思ってました。
「春に」はNHKコンクールでも自由曲としての常連曲だそうです。
歌は歌詞が大切だけど、どんなに上手でも全部はわからないですよね。
それはしょうがない。その分、歌詞をただ朗読するだけでは味わえない、和声とか旋律の美しさが加わっているのだから。
Commented by foggykaoru at 2008-06-21 12:27
TACさん。
You tubeには、台湾の合唱団が歌うこの歌もあって、思わず聞き入ってしまいました。
Commented by foggykaoru at 2008-06-21 12:31
leiraniさん。
合唱曲というのは、合唱団に所属していない限り、コンクールとか卒業式といった特別なイベントがないと歌わないという意味で、特殊なジャンルですよね。
この歌は、歌っている側も絶対に楽しいし、聞いている側も楽しい曲。
そういう曲って案外少ないかも。
Commented by AngRophile at 2008-06-23 10:01 x
高校時代は、音楽関係の部活動をしていなかったため、女性団員しかいない合唱部が演奏会のたびに臨時で男性を募集しており、声はよくありませんが、絶対音感のあるわたしはよくお手伝いをしていました。合唱曲は、詞がいのち。今でも覚えている曲がたくさんあります。谷川俊太郎さんはいろいろな人が作曲していますね。やはりすばらしい詩人だと思います。
Commented by foggykaoru at 2008-06-23 21:44
あんぐろふぁいるさん。
合唱部って、慢性的に男子部員が不足しているところが多いんですよねー
谷川さん作詞でも、その詞がすーっと耳に入ってくる歌ばかりとは限らないようで。
木下牧子さん作曲の歌は別のも知っているけれど、その曲も詞がよくわかるんですよ。

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