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ヘブリディーズ諸島の旅のおとも

タイトルは『スコットランド「ケルト」紀行---ヘブリディーズ諸島を歩く」
著者は武部好伸という人。彩流社刊。

この夏、銀座で映画を見たとき、ナルニア国に立ち寄って見つけた。
同じ著者のケルト紀行が数冊並んでいた中から、この本を選んだ理由はあえて言わないでおこう。なーんちゃって。

正直、そんなに期待していなかったのだけれど、読み始めたらこれが面白い!
「シロクマ号となぞの鳥」の舞台だと言われているルイス島をスタートして、外ヘブリディーズ諸島を南下、さらにスカイ島、そして内ヘブリディーズ諸島へと、1か月かけてめぐった旅。

注目すべきなのは、公共の交通機関だけで旅していること。
この地域を旅するなら、レンタカーは必須だと思っていた。

ランサムの愛読者の多くにとって、いちばん思い入れがあるのが湖水地方であるのは、間違いないことだろう。
私もそうである。(だから3回も行っているのだ。)
でも、その次に行きたいのがルイス島というのは、もしかしたら普通ではないかもしれない。
普通だったらノーフォークだろう。
でも、現実生活に密着した物語の舞台であるノーフォークよりも、謎めいたシロクマ号の舞台のほうが、旅心をそそられるのだ。
そんな私にとって、この本は実に具体的な旅の指針となってくれそうな気がする。

この著者の書いた、他のケルト紀行も読んでみたい。


この本に関する情報はこちら

by foggykaoru | 2008-10-05 19:53 | 西洋史関連

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