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ヨルガオ殺人事件

アンソニー・ホロヴィッツの推理小説は新作が出ればチェックしている。

「カササギ殺人事件」の続編、と帯に書いてあって、「カササギ」の内容をすっかり忘れてしまっていたので、不安もあったのだけれど、読んでみたら全然平気。
(多分、覚えていたほうがおもしろい部分が多いのだろうけど。)

アガサ・クリスティー的な推理小説が好きな人なら絶対に楽しめる。
1作品で2度美味しい。

以上2点は、読んでから数か月たってしまった今でも、はっきり言えます。




# by foggykaoru | 2022-07-21 07:54 | 推理小説 | Trackback | Comments(1)

ウィトゲンシュタイン家の人びと

副題は「戦う家族」
作者はアレクサンダー・ウォーという人。

ウィトゲンシュタインという哲学者は名前だけ世界史で習ったような。

世紀末ウィーンの超大富豪の一家。
王侯貴族のようなレベルだったみたい。
ところがその家族たちはどうにもこうにも・・・一言で言って不幸。
そういう気質? もちろん歴史の流れに翻弄された面はある。
でもやっぱりそういう気質? 不幸体質?

ウィトゲンシュタインの哲学というのは、彼以外には理解し難いものらしい。
それほどまでに偉大な知の巨人なのでしょうね。
でも、もしかして、わけわかんないことを書き連ねているだけなんじゃないか・・・なーんて素人は思ったりしてしまいます。ゴメンね。

とにかく、記憶に残る一族であり、記憶に残る一冊でした。

# by foggykaoru | 2022-07-19 08:03 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

歴史の証人 ホテル・リッツ

あまりにも長いお休みでした。
本格始動、というのはどういう意味が自分でもわからないのですが、とりあえず、お休み中に読んで記録してなかった本のことを書きます。
中には「本当に読んだのか!?」というくらい覚えていない本もあるけれど。

で、この本。
副題は「生と死、そして裏切り」
ティラー・J・マッツェオというアメリカのノンフィクション作家の本。

読んだという事実は強烈に覚えています。

パリには何回も行っているけれど、足を踏み入れたことがない世界だなと思って手を伸ばしたのです。

「リッツ」というのがフランス離れしているのが謎だったのですが、スイスのリッツさんが作ったということを知りました。

あとは、、、
そこに宿泊したセレブたち。
第二次大戦中、ドイツ軍将校たちが我が物顔に占領していた。
彼らとちゃっかり交際して優雅な生活を続けていた女性はいろいろいるんだけど、代表格が女優アルレッティ。
ナチス敗北の後はがらっと顔ぶれが変わる。
強烈な存在だったのはヘミングウェイ。女関係もいろいろ大変。いや、彼にとって大変だったのではなくて、どっちかというと彼に惹かれた女性たちにとって大変だったんですが。

覚えているのは以上2点。

その後、故ダイアナ妃の彼氏だったアラブの人に経営が移ってしまって、昔とは違うよ、、、ということでありますが、私が足を踏み入れる世界ではないという点では今後も変わらないだろうと思うのでありました。



# by foggykaoru | 2022-07-18 13:32 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

羊飼いの暮らし---イギリス湖水地方の四季

ジェイムス・リーバンクス著。

ちょっと前、某英国児童文学ファンである仲間たちの間で話題になっていた本。
ハードカバーでなかなかの厚みがあり、内容的にもかなり渋そうだったため、いくら仲間たちの推薦があっても、ついつい敬遠してしまっていたことを、ここに白状いたします。
しばらくして、文庫本になっていたのを書店で見かけること数回、ついに観念(!)して購入したのが数か月前でした。

渋いです。
時々眠くなりましたが、全体的にはかなり興味深かったです。
なんだかんだ言って、やっぱり某英国児童文学ファン必読の書ではないでしょうかね。
なぜディクソンおじさんがディックにあそことまでしてくれたのかが、この本を読んで初めてほんとうによくわかりました。

あと、興味深かったのが著者自身のこと。
ホンモノの羊飼いなのです。
羊飼いというのは、羊をうまく育てられてなんぼの世界だから、学校の勉強なんて、正直言って必要ない。
本人もずっとそう思っていたけれど、あるとき急に目覚めて、勉強して、オックスフォードに入っちゃう。入れちゃう。
大学入試が日本のそれとは全然違うからですよね。
ずっと昔、NHKかなんかで、オックスブリッジの入試のルポを見たけど、それぞれの教授がじっくり面接して、みどころがある学生を選抜するというシステムでした。
そのとき、すごく印象的だったのが、「この学生はとてもtalkativeだ」
そういう観点なんだ~ 私には無理だろうなあ としみじみ思ったものです。

talkativeなら、口でしゃべることを、筆記すればいいのだから、本が書けてしまうのですね。


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ここんとこ、夕食を食べると睡魔に襲われ、ネットどころではありませんでした。
(休日など、朝食後、昼食後もうたた寝するのが常態化してます。これを寄る年波という(自爆))
さらに、3月末から体調を崩し(コロナではない)、体力が落ちていたみたい。
昨年の自粛生活のときみたいに散歩する元気が失せていたし。

最近ようやく少し元気になってきました。
でも、夕食後、しばらくすると寝落ちする恐れが十分にあるので、考えた末、夕食後すぐにネットをしようと思いつきました。
続きますように。












# by foggykaoru | 2021-06-03 20:21 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

十二単を着た悪魔

いつも半年前に読んで何も覚えてない本の記録ばかりで申し訳ないです。(まだまだ続きます。ごめんね)
せめてもの罪ほぼろしに(?)昨日読み終わった本が面白かったので、記憶が薄れないうちに書きます。

脚本家として有名な内館牧子の小説。
副題は「源氏物語異聞」

現代の冴えない若者が、なぜか源氏物語の世界に行ってしまって、いろいろな体験をする。

高校の古典の授業と、マンガ「あさきゆめみし」で得た知識しか持ち合わせていないけれど、一応、登場人物はひととおり知っている。
マザコンのあまり、顔立ちが似ている藤壺とひっつき、藤壺に会えなくなると、またまた似ている紫の上を見つけて妻にするなんて、顔にしか興味は無いんかい!つまんない男だねえと思ってしまって、あんまり好きな話ではない。
でも、この小説を読んで、文学作品というのはいろいろな読み方があるのだなあと教えられた気がする。
だって、ふぃーちゃりんぐ弘徽殿女御なんですよこの小説。
光源氏の敵役。
彼の母である桐壺更衣が若死にした原因。

とても面白いです。
さすが売れっ子脚本家だっただけのことはある。

少なくとも、私のように源氏物語にさして思い入れがない人なら
へえええ
ほおおお
となります。

源氏物語をよく読みこんでいる人がどう思うのか、とても興味があります。

誰かいないかな
としばし考えたら、一人思いつきました。
その人に貸してみようかな。


「女は意見を言うから会議が伸びて困る」なんて言う国辱もののじいさんが今の日本にいますが、弘徽殿女御だったらどんな仕返しをするだろう?



# by foggykaoru | 2021-02-04 21:37 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)