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吉祥寺コットンフィールド

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ホームソーイング派にとっての宝箱(!)として人気を博してきた吉祥寺コットンフィールド。この3月31日をもって閉店します。

前にも書きましたが、このお店の社長は私の身内です。
手仕事が苦手な私には本当に役に立たない店(!)でしたが、カーテンを作る際には多大なる恩恵を受けました。

吉祥寺にユザワヤが進出するというニュースをきいたときには、親戚一同、心から心配したものでしたが、ファンは離れませんでした。
「へ~~ そんなにすごい店だったんだ」とびっくりするやら感心するやら。

数年前に生地メインの店舗を閉鎖して以来、手芸小物だけの営業を続けてきたのですが、ついに今回、本当の閉店となります。

ファンのみなさん、3月中に吉祥寺にお越しの際は、ちょこっと覗いてみてあげてください。



by foggykaoru | 2019-03-03 15:44 | 告知

衣もろもろ

群ようこのエッセイです。

何が書いてあるって説明しにくい。
すいすい読んだけど、ひじょーに印象が薄いのです。
はっと気づいたら、自分がすっかりおばあさんになっていて、何着たらいいんだか困ったなあ・・・
というようなことがぐだぐだ書かれていたような気がします。
で、自分も同じなので、共感しながら読んだような。

年とともに、似合う色が変化していく、、、というか、着られない色が増えていくということを実感する今日このごろ。
自分の現状に合い、それなりにすっきりした雰囲気を保つのがどんどん難しくなってきています。

この本は群さんが漢方薬局に通って体質改善したあとに書かれたもの。
だから水分代謝がよくなった結果、8キロもやせたと書かれていました。
これがわかったのが、この本を読んだ最大の収穫!?



by foggykaoru | 2018-12-21 22:15 | エッセイ

お久しぶりです。

すっかりご無沙汰してしまいました。
ここ数か月に読んだ本、とりあえずまとめてご紹介。

・湿地
・緑衣の女
  ともにアイスランドの作家アーナルデュル・インドリダソンの推理小説。
  うすら寒いアイスランドの風土を懐かしく思い出しながら読みました。

・魔女遊戯
  イルサ・シグルザルドッティル作。これまたアイスランドの推理小説。
  インドリダソンのほうがお薦めです。

・旅屋おかえり
・暗幕のゲルニカ
  ともに原田マハの作品。
  「暗幕~」はピカソの傑作「ゲルニカ」に関わる物語。
「楽園のカンヴァス」と同系列の、渾身の作です。
  一方、「旅屋~」はそれにくらべるとびっくりするぐらいお気楽な作品。
  こんなに違う作品を書けるなんてすごい!と感嘆しました。

・大家さんと僕
  最近話題の矢部太郎のマンガ。なかなかでしたよ。

・学校では教えてくれない日本史の授業
  井沢元彦著。
  「日本史の専門家に通史をやってる人がいない!」
という著者の批判はあたってるんじゃないか。
  実に面白いです。
  日本史マニアじゃないほうが楽しめるのかもしれない。
  お薦めです。

・鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす
  元祖バックパッカー・下川裕治さんが、老骨に鞭打って旅するという、
  下川ファンおなじみの?企画。
  それにしてもお気の毒。
  ちょっと楽しようかなと思うと、
  編集者に「それは下川さんの旅じゃないでしょ」
  と一蹴されてしまう。
  下川さん、どうぞお体お大切に。
  こんなに苦労して書いてくださっているのだから、
  下川さんのファンは買って読みましょう。
  
  


by foggykaoru | 2018-08-19 06:57 | その他のジャンルの本

羆撃ち

表題は「くまうち」と読みます。
最近、猟師ものを読んできたが、これが集大成?になるのかも。
久保俊治というハンターの自伝。

北海道に生まれ育ち、日曜ハンターの父親に猟の手ほどきを受け、プロのハンターになる。
若いときは本当に猟1本で食べていた。
そういう人だから、極限に近いような経験も多々しているんだけれど、普通、そういう人が自分の体験を人に読ませるだけの文章で書けるかどうかというと、たいていは書けない。
この人は貴重な例外。読ませます。
読んでいて息がつまるような瞬間もたくさん。

自分の理想となる猟犬も育て、一緒に猟にでかける時期もあったが、やがて別れがくる。

読んだあと、検索してみたら、この作者はハンター界のレジェンドみたいな人で「情熱大陸」や「プロフェッショナル 仕事の流儀」などに出演したことがあるのだそうだ。
観たかったなあ。

繰り返しになるけれど、息がつまるような現実はちょっとキツイです。
で、「猟師の肉は腐らない」を再読して、息を抜いた私でありました。


by foggykaoru | 2018-05-20 19:55 | 伝記・評伝

京都ぎらい 官能編

井上章一による「京都ぎらい」の第二弾。

二番煎じだし、いまいちかも・・・と思いつつ読んだのは早数週間前。
もうほとんど忘れてしまったが、それなりに面白かった。

いちばん印象的だったのは第五章「共有された美女」
(ていうか、この章しか覚えていない・・・(涙))

後深草上皇と、その側室・二条、そして彼女に群がった多くの男たちの話。
二条という名前と、彼女が書いた「とはずがたり」という題名などはなんとなく知っていたけれど。
そして、当時と今とでは性道徳が全く違うけれど。

ひょえ~と思いました。

後深草という人は、ひ弱なキャラとして知られているそうで。
でも、著者はもっと深読みします。そこが面白い。

興味がおありの方はぜひ。

by foggykaoru | 2018-04-29 17:54 | 日本の歴史

白洲家関連のお話あれこれ

すっかりサボってしまいましたが、実は友人たちと誘い合って3月に鶴川の「武相荘」に行ってきました。
興味深いもので、特に本に埋もれた感じの正子の書斎が印象的でした。
お昼時に行ったので、ランチもとりました。
ちょっとお値段が張るのですが、なかなか美味しかったです。

私たちが出るとき、旗を立てた団体客が入ってきたのには驚きました。

で、武相荘訪問の準備として、次郎・正子の娘である牧山桂子さんの「白洲家の晩ごはん」「次郎と正子」を読みました。
武相荘のショップで「Play fast」と書かれたTシャツを見かけて、「Play first(まず遊べ)じゃなくてfastなのはなぜ?」と思ったのですが、そのあとで読んだ桂子さんのご亭主である圭男さんの「白洲家の日々---娘婿が見た次郎と正子」を読んで謎が解けました。
このplayはゴルフのこと。
次郎が常々、「ゴルフのプレーはさっさとプレーしろ」と言っていたからだったんです。

いちばん面白かったのは、「舅が次郎、姑が正子、その二人の娘が嫁だなんて、大変そうだ」と言われていた圭男さんの言葉です。
それは「台風の目の中にいるようなものだった」

いやー 存在自体が面白い家族ですな。








by foggykaoru | 2018-04-01 22:25 | エッセイ

移住女子

伊佐知美という人が、移住した女性にインタビューしてまとめた本。

内澤旬子が小豆島に移住した本を読んで以来、移住というものにちょっと心惹かれるのだが、この本に登場するのは若い女性ばかりなので、ちょっと違ったかなという感じがした。
でも、自分で考えて、自分が暮らすべき土地を納得の上で選んだ女性たちに拍手!

この中の何人かは、311がきっかけで、それまで当たり前だと思っていた生活に疑問を抱き始めた。
あれはほんとに多くの人の人生を変えたんだなと実感した。





by foggykaoru | 2018-03-05 20:49 | ルポ・ノンフィクション

猟師になりたい

猟師なんて、およそ私の趣味の対局にあるんだけれど、小豆島に移住した内澤旬子さんが猟をしているというのが頭の隅に残っていてた。
で、この本のタイトルに惹かれて読んでみた。
なんでまた世の中にはそんなことをしたくなる人がいるんだ?と思って。

著者の北尾トロという人は、長らく東京を拠点としてライターをやっていたが、思い立って長野に移住。
そして思い立って猟師になろうとする。(その理由は忘れた・・・涙)

今、日本では猟師が必要とされているんだそうだ。
なので、免許をとろうとしている人にはわりと親切に対応してもらえるみたい。
銃刀法が厳しいので、銃のロッカーが必要なだけではなくて、ロッカーは家に作り付けにしなくちゃいけないんだって。(ロッカーごと持っていかれてしまうと困るから。)

免許を取得しても、実際に猟に出て、すぐに獲物を取れるわけではない。
でも、楽しそう。
自然を見る目が変わってくるんだって。
で、猟なんかにまるっきり興味を持っていない私(しつこい!)ですら、「老後に猟をするのって悪くないみたい」という気分になりました。

この本の続編、読むかも。

by foggykaoru | 2017-12-20 20:56 | エッセイ

夫の悪夢

著者は藤原美子。
「夫」とは藤原正彦。

もう藤原家の人々の本を読むことはないと思っていたけれど、この人の本はまだだったので、たまたま見つけて読んでみた。

うまいです。
藤原ていと新田次郎の息子である藤原正彦に文才があるのは意外ではないけれど、DNAの結びつきのない奥さんまでこんなにうまいなんて、いったいどうなっているんだろう?

雑誌連載のエッセイ集なので、1篇が短い。もうちょっと長いほうがいいんだけど。

藤原ていの文章を読むと、夫との仲はいったいどうだったんだと思いたくなるほど、言い方に棘があるんだけれど、この本をよんで、いやいや、言いたいことが言えて書くときも遠慮せずに書けたぐらい、安定した夫婦だったんだなと思った。
そして、ご本人とダンナ正彦氏の間も、とっても風通しがよくて、良いご夫婦なんだなと。

なんだかんだ言って、悪くない本でした。



by foggykaoru | 2017-12-17 10:40 | エッセイ

帰宅の時代

リンポウ先生こと林望のエッセイ。

バブルが弾けた後、延々続く不景気な時代に書かれた。
「もう仕事で残業することもない、さっさと帰宅する時代だけど、それを吉としようじゃないか」という本。

一番面白くて、今も覚えているのは、本編ではなくて、リンボウ先生の息子さんが書いた「解説」。

そのくらい、印象が薄い本でした。

by foggykaoru | 2017-12-04 20:51 | エッセイ