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じろじろ日記

古本屋で購入。
故・赤瀬川源平のエッセイ。

毎日グラフの連載記事をまとめたもの。1996年刊。
というわけで、古いけれど私には全部わかる(自爆)
電車に乗ったときに、ちょこちょこ読むのによかった。
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by foggykaoru | 2016-07-13 19:31 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

よみがえれ 老朽家屋

英国エッセイで知られる井形慶子が、吉祥寺に古屋を買い、リフォームした記録。
吉祥寺の古本屋で購入。古本屋に売ったのはきっと吉祥寺在住者。

井形さんはこれに先立って中古マンションを購入、リフォームした経験があり、そのこともまた本に書いているらしい。

リフォームの予算は350万円。
英国で強いれたタイルを自分で貼ったりしてるとは言え、この低額で素晴らしい出来栄え。
強い意志と明確なビジョンが成功の秘訣なんだろう。

英国のリフォーム事情にも通じている井形さんは、日本の建設業界の問題点もいろいろ見えるようで。

たとえば資材の調達や、職人不足で工事が止まったりする。
そこは行動力のある井形さん、資材調達を自分でやろうとするのだが、日本では、素人が建設資材の手配をすることができないそうだ。英国ではできるのに。
で、日本では、業者任せにするしかなくて、そこにいろいろ上乗せされる。
(このあたりの事情、もしかしたら、最近は多少変わってきているのかもしれない。ヤックンが通販で水栓を山ほど買うCMがあるし。)

近年の日本は新築よりも中古を購入してリフォームするのが流行になっているから、職人が不足している。
その職人があんまり何もわかってない。
なにしろ大手の下請けだから。自分では何も考えないみたい。

さらに井形さんは、最近の吉祥寺が変わりつつあることに、憂慮も抱いているようで。
ずっと吉祥寺ウォッチしてきた私も同じことを感じる。
なんとなく、「吉祥寺ならでは」という感じが薄れてきているような。
でも、やっぱりいい町だと思う。
この前、初めて中野駅周辺をうろついたんです。余りにもぱっとしてなくて驚いた。中野は新宿に近すぎるということなんでしょうね。
おかげで、吉祥寺がいかにすごい町なのかがよくわかりました。
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by foggykaoru | 2016-07-08 20:14 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

カツオが磯野家を片づける日

著者は渡部亜矢という人。「実家片づけアドバイザー」なのだそうだ。

父が亡くなったとき、金銭面のことは弟任せだった。弟よ、ありがとう。
もしも私がひとりっ子だったら、ほんとうに大変だっただろう。
こういう本から、必死になって情報を得ようとしたことだろう。

両足を骨折した母は、今、しっかり実家に復帰している。
怪我をする前は「もう料理するのに飽きた」などと口走っていたが、老人ホームでの退屈な日々を経験したせいか、そういう愚痴は減ったように思う。
だから、今はとりあえず安心。
でも、今後のことを考えることが多い今日この頃、書店で見つけて、それほどの本じゃないのにと思いつつ、つい購入してしまったわけである。

ターゲットとしている読者は私ぐらいの、子供のころからサザエさんに親しんだ世代なので、目のつけどころがとてもいいと思う。

サザエさん一家の今(!)が楽しい。
なにしろ、いまだ独身のカツオには、幼馴染という強力な助っ人がいる。
花沢さんが実家の不動産業をついでいて、早川さんが「実家片づけアドバイザー」、中島くんはファイナンシャル・プランナーですって。
うらやましいなあ。
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by foggykaoru | 2016-07-07 22:52 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(2)

ダダダダ菜園記

シルバー世代による、家庭菜園の記録
・・・ということになるんでしょう。
著者は伊藤礼。
はて、この名前は?と思って検索してみたら、伊藤整の息子でありました。
解説が宮田珠己というところにひかれて新刊を購入。
あと、こんな私でも、もしかすると老後の楽しみは庭いじり、になったりするんだろうか?と最近思ったりするもので。

で、この本。
「ダダダダ」というのは著者が買った耕運機の音。
この人は、何かの種をまく前に、勉強したり調べたりすることがなく、100パーセント行きあたりばったり。
思わぬ成り行きに慌てふためいたり、気分が乗らなかったら畑が荒れるに任せたり。
都内の庭先でちょこちょこ野菜を作るだけなんだから、そういう行き方もアリなんでしょう。
驚くべきなのは、この本の行きあたりばったり加減。
どんどんどんどんどんどんどんどん脱線します。

まあまあ面白かったですよ。
でも、まあまあでした。
ちょうど宮田珠己とおんなじぐらいの面白さ。
なんだかすごく納得してしまいました(苦笑)
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by foggykaoru | 2016-06-29 21:41 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

のんびり行こうぜ

野田知佑著。古本屋で購入。なんと平成2年刊。

野田さんの、カヌー&釣り三昧の暮らしが淡々と綴られている。
電車でちょこちょこ読むのには最適、、、
ではあったけれど、実は淡々としすぎていて、積極的に読もうという気分になかなかならず(苦笑)
だから読み終えるのにけっこう時間がかかりました。

自然の河川をコンクリートでかためてしまう日本の行政を批判しています。
野田さんが釣りあげた魚を食べると、「残酷だ」というような声があがるけれど、食べるために釣るぐらいだったら魚は減らない、それよりも護岸工事のほうがよっぽど多くの魚を殺している、と。
この本が書かれて20年以上。今の状況はもっと悪いのだろう。

あと、キャッチ&リリースというのは、実はとても残酷なんだそうです。
魚は釣り針で怪我をするわけで、その傷口から細菌が入り、長いこと苦しんだあげく、死んでいくんだそうで。

友人である椎名誠と、その息子さんの岳くんがよく登場します。

というわけで、今まで図書館や本屋で見かけても、あまり食指が動かなかった「岳物語」に、ちょっと興味が湧いてきました。
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by foggykaoru | 2016-05-11 22:05 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

ピンチ!

使いにくくてしょうがなかったWindows8。
ようやく慣れたら、10が出て、「アップデートしましょう」とさかんに薦めてくる。
で、やってみたんです。アップデート。

そしたら・・・
htmlソースの編集ができなくなっちゃったのです。

今までだったら、
htmlファイルをクリックして開く
→その画面上で右クリック
→「ソースの表示」を選択
→メモ帳のソースが出てくる
→メモ帳を編集
→上書き保存

ところが、Windows10でできるのは、ソースを「見る」だけ。
編集ができない。
(Edgeとかいうものに変わったせいらしい・・・)

最近更新をさぼり気味ではありますが、17年も続けてきたメインサイトが、こんなことで続けられなくなるのは不本意です。
詳しい方がいらしたら、教えてください。
もしかしたら、Windows8に戻すしかないのかしら。。。
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by foggykaoru | 2016-05-04 20:53 | Trackback | Comments(2)

負けるのは美しく

集英社文庫。古本屋で購入。

読書家として知られた俳優・児玉清のエッセイ集。
自らの俳優人生が中心。
最終章は若くして逝った娘について割かれている。
映画俳優としてはいま一つだった児玉氏なので、タイトルどおり「負けた(=思うようにならなかった)」エピソードが多いのだけれど、読んでる分には楽しめます。
どのくらい楽しめたかと言うと、一篇が長くないから、ちょこちょこ読もうと思って読み始めたのだが、一気に読んでしまった、というくらい。

ずっと昔、テレビドラマで彼がフランス語の通訳を演じていて、そのフランス語に感心したことを覚えている。
仏文学者・篠沢秀夫の学友で、一緒に語劇をやっていたということを知っていたので、「さすが仏文科卒!」と思ったのだが、後になって実は独文科出身だと知り、驚いたものだった。
語学のセンスが相当あるんだろうなと思った。
家庭の事情がなかったら、絶対に独文学者になっていた人なのだろう。
というわけで(?)、解説は独文学者の池内紀。
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by foggykaoru | 2016-04-15 22:39 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

ポケットに外国語を

ちくま文庫。
黒田龍之介のエッセイ集。

この人の本を読むのは久しぶり。
読んでみて、やっぱりいいなあと思った。

特に巻末の「ことばへの異常な愛情」と題するエッセイが素晴らしい。
万人向けではないでしょうけれど、私は非常に感動しました。
黒田さんは、とにかく個々の言語に実際に触れて、学ぶことが好き。
このあたりの感覚が、私にはツボです。

私も「ことば好き」
だけど、ぜんぜんレベルが違う。
もしも毎日5時に仕事が終わるのなら、新たな外国語を勉強するのだけれど(←仮定法。現実に反する仮定)
でも、今の仕事量では、体力的に語学学校に通うのは無理だし
・・・って、最初から独学を放棄しているあたりが、ダメ。ぜーんぜんダメ。

その上、私は純粋じゃない。
「この言語を学んで、もとがとれるだろうか? 使う機会がどれほどあるだろうか?」という邪心がある。
だから、英語一辺倒の現代の一般日本人と、メンタリティーにおいて大差が無い。

私にとって、黒田さんは、高野秀行さんと同列の存在なのだなあとしみじみ思う。
自分にはとうていできないけれど憧れていることを、代わりにやってくれる。

なので、高野さんの本と同様、黒田さんの本は、必ず新刊で買うことにしてます。
実入りの少ないジャンルで頑張っているお二人に、ちゃんと印税が入るように。

黒田さんは、大学に見切りをつけて退職してしまったのだけれど、本当は彼のような人にこそ、大学で教えてもらいたいところです。
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by foggykaoru | 2016-04-12 20:21 | バベルの塔 | Trackback | Comments(0)

世界史で学べ!地政学

祥伝社刊。
著者の茂木誠という人は★台予備校の世界史の講師だそうな。
たまに観るBS4の「久米書店」で、この人の別の本を紹介していて興味を抱いたのだが、熱帯雨林のレビューでは、その本よりもこちらのほうが評判がよかったので。

「もう熱帯雨林では買わない」と言ったくせに!
とお思いでしょうかね。
でもね、この本を熱帯雨林で「ぽちっとな」したのは、前項の「書店ガール」を読む前なのです。。。(←苦しい言い訳)

で、せっかくこの本を読んだのに、地政学って何?という問いに、きちんと説明できない私です。
えーと、、、なんというか、各国のエゴのぶつかりあいを学問化した感じ? 
昔からのわかりやすい例としては、ロシアは不凍港を求めて南下したがる、とか。

良い本だと思います。
非常に読みやすいし、読むと、世界で起こっていることが、読む前よりはわかるようになる。

たとえば、
サダム・フセインなど、ちょっと前の中東の独裁者は親ソ的だったから、宗教色が薄かったんですって。
でもそのあたりが、どんどん倒されちゃったから、イスラム原理主義がのさばり始めちゃったみたい。
あと、日本は適度にロシアと仲良くするべきらしい。
中国が南の海に出張っていこうとするのをとどめるには、北からロシアに圧迫してもらうのが有効なんですと。

以上のようなことを、既に知っている人は読まなくてもいいかも。
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by foggykaoru | 2016-04-06 19:20 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(0)

他諺の空似

米原万里さんの遺作だそうだ。
副題は「ことわざ人類学」
「他諺」は「たげん」と読むそうな。

同じような意味を持つ、世界中の諺を紹介している。
興味深いけれど、その量があまりにも多くてゲップが出そう。
各項目の「つかみ」は、色っぽい話が多くて、そこだけはさっさと読めたんだけどね(苦笑)
忘れたころになってほんのちょっぴり読み進む、という感じで、読み終えるのに3か月ぐらいかかってしまった。

この本が書かれた当時の小泉政権をビシビシ批判している。
でも、今の政治ってあの頃どころの騒ぎじゃないかも・・・
と、暗澹とした気分になってしまって、それがなかなか読み進むことができなかった、もう一つの理由。

裏表紙の紹介文にあるように、まさに米原ワールド炸裂!
悪いのは、受け止めきれなかった私です。

ユーズドでしか入手できません。
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by foggykaoru | 2016-02-18 21:49 | エッセイ | Trackback | Comments(0)