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ぼくは猟師になった

最近、ちょこちょこ猟師関連本を読んでるのは、内澤旬子さんの影響です。
小豆島に移住した話に、猟をしているということがちらっと書いてあったから。

で、今回のこの本の著者は千松信也という人。
京都大学まで出て、猟師になっちゃったのです。
猟師と言っても、銃は使わない「ワナ猟」の専門家です。
しかも、プロではない。
あくまでも「自分の食べる肉は自分で調達したい」というポリシーで猟をしているので、普段は運送会社の社員として働いている。

親は嘆くよね・・・
でも、本人がそういう人生を望んだんだし、幸せな人だと思う。

ワナ猟とは言っても、ワナにかかった動物の息の根をとめるのは大仕事。
特に手負いのイノシシをしとめるのは命がけ。
自分でやりたいとは思わないけれど、大変興味深いです。

で、この本にも書いてあったけど、今、猟師は必要とされているのです。

興味深いんだよね。
でも無理。絶対無理。


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by foggykaoru | 2018-04-08 19:01 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

小泉武夫の食エッセイ2つ

「猟師の肉は腐らない」で興味を惹かれ、小泉武夫の食エッセイを2冊読みました。

ひとつは「地球怪食紀行」
サブタイトルが「鋼の胃袋 世界を飛ぶ」
その名のとおり、著者が世界津々浦々で食した不思議な食べ物の話。
最大のポイントは「猟師の肉は・・・」の主人公のモデルである「八溝の義っしゃん」が登場すること。

もう一つは「不味い!」
こっちのほうが考えさせられることが多い。
一口に「不味い」と言っても、食習慣の違う国や地域の食べ物を不味いと感じるのは、まあその人の勝手です。(そういうタイプの話だけを集めたのが「世界怪食紀行」)
でも、食に関する産業の問題点(効率重視だったり)が凝縮された結果作られてしまう不味いもののほうは、なんとか減らしてほしいものです。

どちらの本にも登場して、世界最強なんだろうなと思わせるのは、スウェーデンのシュールストレミングという「地獄の缶詰」。
やばすぎます。
でも、スウェーデンにはこれを好物とする人がいるからこそ、ずっと作られ続けているんですよね・・・


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by foggykaoru | 2018-03-25 10:06 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

猟師の肉は腐らない

著者は小泉武夫という人。
有名な発酵学者なのだそうだ。

著者がモデルである泉山センセイが、猟師をやっている友人宅に遊びに行って、猟師メシをたらふくご馳走になる話。

実に面白い。
ここ数か月で読んだ本の中でベストです。

自分で採ったり獲ったりしたものを料理して食うという意味においてランサム的。
ランサムと大きく違うところは、トイレの話やオンナの話が出てくるところ(笑)

お薦めです。

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by foggykaoru | 2018-02-09 21:24 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

自然探索と聖地巡礼報告

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アーサー・ランサム・クラブ(通称ARC)の2年に1度の総会がありました。
3日間のプロブラムのうち、私が参加できたのは後半のみなのですが、一応ご報告。

まずは上の写真。東京郊外の公園でバードウォッチング・・・というふれこみでしたが、その実態は散策(苦笑)
天気に恵まれ、とても気持ちよかったです。

そして下の写真。

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ノーフォークで帆走してきた会員の報告会です。
現地でヨットを借りて。それも木造帆船! ランサムの挿絵そっくりの写真もあり、おおっ!
ヨットが動けなくなったときは、ディックのように棹を使ったんだそうです。
でもディックのように川に落ちることはなかった、とのことでした。
(心なしか、落ちなかったことを残念がっているように聞こえたのは私の勘違い?)

お茶はいつものミルクティーです。
ノーフォーク土産のタフィと、手作りの種入り菓子(昨今はシードケーキともいふ)を美味しくいただきました。

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by foggykaoru | 2017-11-05 18:59 | ほんとうの生活 | Trackback | Comments(2)

その手をにぎりたい

柚木麻子の小説。

時代はバブル期。
主人公の女性は銀座の超一流の寿司屋に通い詰めながら、仕事にまい進する。
そしてバブルは終焉する。

ちょっとほろ苦いところが、今まで読んだ柚木さんの小説とは違う。
で、ちょっとほろ苦いせいか、これは文庫化されていないみたい。(たぶんね。確認したわけじゃない)
で、ちょっとほろ苦いところが、わりと気に入ったのでした。

でも、柚木さんの小説はもういいかな
とも思いました。




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by foggykaoru | 2017-10-04 23:02 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

パリ仕込みお料理ノート

石井好子の料理エッセイ。

この人の本は古いので、刊行当時は新鮮だった料理も、今の日本人にとってはもはやおなじみだったりする。

で、今の私にとって新鮮だったのは、食べ物関係よりも、往年のシャンソン歌手の逸話。
「ラ・メール」で有名なシャルル・トレネが、実はとっても嫌な人だったとか・・・。

どうでもいい話ですがね。

しかも、こんな話が通じる人は、あんまりいない。
私の同年代にも古すぎる話。
私は、父が愛聴していたNHK・FMの「午後のシャンソン」(by葦原英了)を、なんとなく聴いていたからこそ、わかるんです。

もしも父が存命だったら、貸してあげたい本でした。






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by foggykaoru | 2017-08-29 21:11 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

まひるの散歩

角田光代のエッセイ。
もともと雑誌「オレンジページ」に連載されていたものだそうで、最初のほうは食べ物関連のネタ。
でも、後半は種が尽きたらしく、普通のエッセイになってしまった。

さすが売れっ子作家だけあって、まあまあ面白かったけど、一つ一つが短すぎ。

再読は無いな。即処分箱行きです。

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by foggykaoru | 2017-07-20 20:54 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

東京の空の下オムレツのにおいは流れる

石井好子著。
「暮らしの手帖」連載時にリアルタイムに読んでいた「巴里の空の下・・・」とは違い、こちらは(たぶん)初読。

柳の下の2匹目のドジョウだし、と思って、あまり期待しないで読んだのだけれど、これはこれで面白かった。

食べ物を美味しそうに書いている点では文句なし。
文章に関しては、前作よりもむしろ練れている。
飲食物エッセイが好きな人にはお薦めです。






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by foggykaoru | 2016-12-23 08:09 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

HITACHINO

メインサイト、更新することができました。

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リトアニアの首都ヴィリニュスのスーパーにて。
HITACHINOという日本メーカーのビールとジンジャーエール。
検索してみたら、常陸野ネストというのは、海外でとても評判のいいビールらしいです。







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by foggykaoru | 2016-12-11 19:05 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

娘の味

副題は「残るは食欲」
阿川佐和子のエッセイ。
彼女のエッセイはン十年前、実家でちょくちょく読んでいたが、自ら選んで読んだのはこれが初めてかも。

とっても久しぶりに読んだら

・・・達者ですなあ

と感心しました。

もしかしたら、昔よりも文章が上手になった?
それとも、久しぶりだから新鮮に感じた?

石井さんの「巴里の空の下・・・」に続けて飲食物エッセイを読み、両者の違いを強く感じた。
比べると石井さんのほうが私は好きです。
一つ一つの味わいが深い感じがする。
(あくまでも個人的な好みの問題です)

こちらはクロワッサンに連載していたということで、1か月に1本のペースで書かれていたもの。
きっと大変なんだろうなあ
と思いました。
そう思わせてしまうところが、ちょっぴりマイナス。




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by foggykaoru | 2016-11-26 21:24 | エッセイ | Trackback | Comments(0)